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主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
夜の私室。
燭台の灯りに照らされた部屋で、いるまは豪奢なベッドに腰掛けていた。
王子らしく腕を組み、堂々とした様子を装っている。
いるま(王子)
いるま(王子)
なつ(執事)
冷ややかに返すなつの声。
いるま(王子)
いるま(王子)
耳まで赤く染めて言い訳するいるま。
すると、背後からすちが静かに近づき、微笑みながら囁く。
すち(執事)
いるま(王子)
いるま(王子)
いるま(王子)
必死に胸を張るいるま。
なつはベッド脇に立ち、わざとらしく首をかしげる。
なつ(執事)
なつ(執事)
いるま(王子)
言葉に詰まり、拳を握りしめるいるま。
すちは優しい声でさらに畳みかける。
すち(執事)
すち(執事)
すち(執事)
いるま(王子)
顔を真っ赤にして、ベッドに倒れ込むいるま。
なつがすかさず冷淡に追い打ちをかける。
なつ(執事)
なつ(執事)
いるま(王子)
勢いよく叫んでしまい、自ら首を絞める形に。
すちは柔らかく笑って見下ろす。
すち(執事)
すち(執事)
いるま(王子)
枕に顔を埋め、じたばた暴れるいるま。
その姿を、なつはわずかに頬を赤くしながら、しかし冷静を装って見つめていた。
夜はまだ始まったばかり。
言葉に追い詰められる王子の夜は、しばらく続きそうだった――。
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
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