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ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
パソコンをいじっている手を止めた。
さと
遠くの部屋から、軽く言い争っている声が聞こえてくる。
………りぬがご飯を食べてくれないんだろうな。
想像ができた。
ななにぃ曰く、心は開いてくれているものの、ご飯だけは食べてもらえず
結局一口だけ無理やり食べさせているらしい。
ななにぃはりぬの部屋に行く回数は増えている。
それでもりぬはご飯だけは受け付けないようだった。
さと
ジェ
さと
いきなりジェが後ろに立っていた。
さと
ジェ
さと
気づかなかった…
考え事してたからか…
ジェ
ジェ
さと
ジェは俺の部屋にあるベットに腰を掛けた。
俺もジェの横に腰を掛ける。
さと
ジェ
ジェは複雑そうな顔をした。
最初はジェは、りぬの味方だった。
でもいつの日からか、気づけばジェもこっちにいた。
ジェ
ジェ
ジェ
さと
ジェ
さと
さと
そう。
あの時殴ってしまった俺が悪い。
それから気まずくなって話せなくなってまた殴って。
俺って最低の兄…
兄の資格もない…
ジェ
さと
ジェ
ジェ
ジェ
ジェ
それだけいうとジェは出ていった。
…最後のはどういう意味なんだ…？
俺はベットの横にある机に置いてある写真を手に取った。
まだみんなちっちゃいときに撮った写真。
ころとるぅが前で並んでピースをしている。
ななにぃとジェが二人で手をつないでいる。
そしてその後ろで俺がりぬを抱っこしている。
みんなが、りぬが笑っている唯一の写真。
さと
さと
俺は写真のりぬをなでることしかできなかった。
なーくんにご飯を食べさせられた。
吐くことはなかった。
それでもやっぱりなんだか喉らへんで詰まっているようで
気持ち悪かった。
りぬ
りぬ
りぬ
最近嫌な夢を見る。
誰かが俺の名前を呼んでるの。
りぬ、りぬって。
でもその声が怖くって俺は逃げるんだ。
そしたら今度は俺の名前を呼んでたひとが悲しそうに泣いてるの。
だれなのかわかんない。
でもきっとそれはさとにぃなんだ。
声も、面影も全部同じだから。
そしたらまた違う人がでてきて、俺のことを悪く言うんだ。
最低とか。いらないとか。
だから俺は、夢から覚めたくて
自分の首を絞めるんだ。
そしたらゆめから出ることができるから。
ねぇ俺はいらない子？
最低な子？
だれか俺に『愛』を教えてよ…
まただ。
また勝手に涙が出てくる。
最近ずっとそうだ。
なんで止まんないんだろう…涙…
俺がいくら擦っても、止まらない涙。
気が付いたら誰かが拭ってくれていた。
？？？
？？？
後ろから抱きしめてくれる。
…おかしいなぁ
ななにぃじゃないのに…
怖くない…？
不思議とその人の声は安心するもので
俺はしばらく泣いていた。
next♡1000
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
コメント
6件
グッズ届いたの羨ましすぎる！2月の買ったのに全然届かない。家が中部地方だからかな？
ガチで分からないのあたしだけ？
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