ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️バッドエンド⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
すち
授業が全て終わり、日が西の海に沈みかける春の放課後。
俺は窓際の自分の席にノートを広げていた。
時々、強い春風が桜の花びらと共に教室を舞う。
校庭の桜は桃から緑に移り変っている途中だった。
みこと
すち
そして、俺の目の前には違うクラスであるはずの“黄華みこと”が居る。
横向きに腰かけ、上体を捻って背もたれに胸を預けていた。
眉をひそめながら教科書を開き、最終的には俺の机に寝そべり始めた。
すち
俺の教科書とノートはみことによって遮られる。
俺は愛想の無い言葉を投げた。
みこと
拗ねた口調で姿勢は変わらず。俺はひとつため息をつきながら聞いた。
すち
みこと
みこと
みこと
顔を疼くめながら知らない奴の名前と理由を言う。
俺はまたため息をついて、ペンを動かすのを辞めた。
すち
みこと
俺がそう断言した瞬間、みことは体を起こして眉を寄せた。
すち
俺は何かを訴えるその瞳に喉が詰まった。
みこと
不安な顔で、焦っているかのよに言葉を紡ぐ。
“殺し屋”の俺が、お前の“友達”?
何言ってんだ、此奴。
率直に思った。
だけど、俺はおかしくないはずだ。
みこと
みことはしょんぼりとしながら、再び机に寝そべる。
俺は考える間もなく答えた。
すち
すち
すち
すち
みこと
みこと
予想がの回答が返ってきたのか、みことは慌てて起き上がり、身振り手振りで俺の口を塞ごうとした。
俺は華麗に避け続け、他にいくつか思うことをほざいた。
みこと
そう言いながらペンを動かし、俺のノートの隅に桜の花を描き始めた。
小さな絵。それだけなのに、どこか生きているように見えた。
すち
標的に好きも嫌いもあるものか。
俺は頬杖をつきながら、徐々に暗くなる空を見つめて答えた。
すち
みこと
空から目を外し、頬杖をついたまま、瞳だけを動かしてみことの様子を伺う。
みことは寝そべる体勢は変わっていなかったが、瞳は大きく開かれていた。
みこと
すち
いつもの素っ気ない返し。
けれどその声の端に、ほんの少しだけ優しさが滲んでいた。
みことはそれに気付かないふりをして、ただ微笑む。
その笑みが、また俺を揺らがせた。
すち
寮の明かりが落ち、外は冷たい闇に包まれていた。
食事で漂った温かい空気は既に冷め、闇を色濃く受け継いでいた。
机の上には、ひとつの小型通信端末。
ボタンが青く点滅する。ボスからの呼び出しだった。
すち
俺は手を伸ばし、ボタンを押した。
『N。任務の進歩を報告しろ。』
低く濁った声が、部屋の静寂を裂いた。
俺は背筋を伸ばし、感情を殺す。
すち
『……随分と甘いな。』
『以前なら既に報告していたはずだろう。』
ボスの声が一段と冷たくなる。
俺は青く光る点灯を見つめ、感情を殺し続けた。
『まぁいい。』
『対象は“黄華みこと”だ。お前の任務は観察でも保護でもない。“処理”だ。』
その言葉が胸に突き刺さる。
“処理”という無機質な音の中に、命の重さなど存在しない。
俺が生きる世界では、命は羽と同じものでしかない。
すち
『ならいい。期限は変わらん。早めにケリをつけることを祈るよ。』
通信が切れると同時に、部屋の明かりが落ちた。
暗闇の中、俺は額を抑える。
すち
呟きは、誰にも届かない。
ただ、胸の奥でなにかがゆっくりと崩れていく音だけが残った。
外では春の雨が静かに降り始めていた。
雨粒が窓を伝い、光が細く滲ませる。
その向こうで、みことが寝息を立てていた。
すち
俺はそっと右手を見た。
この手が、標的《みこと》の命を奪う日が近づいている。
そう思うだけで、何故か息が苦しくなった。
俺にとってみこと《此奴》は
ただの、軽い命でしかないはずなのに。
ぬしぬし
ぬしぬし
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ぬしぬし
コメント
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ほんとに天才ですって!!! 言葉選びがまじで美しすぎて…🍵くんとボスの絡みってほとんどないけど主従関係的なのが絶対見えてたけど今回反抗?したぁぁぁぁぁ!!鉄の男じゃないもんね???👑くんの雰囲気がちで好きです🫶🏻️︎まじで魔男過ぎますね… 続き楽しみにしてます〜
👑くんと出会ったことで、🍵くんの中にあるはずのないものが芽生えてる…? 本当に、お互い会ったことあるような、ないような絶妙な感じがまじで好きすぎる つい最近まで、ボス一筋で感情も何もなく話していた🍵くんが、 今はボスと話すだけでも感情を56すことを意識しだしたって、これってすごい変化じゃない!!? 👑くんには人をガラリと変えてしまう不思議な力があるのかな? 続き楽しみにしてるねん🫶︎💕︎🙂🎐