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コノハ
無意識のうちに、私は声が出ていた。
少年は怯えるように肩を跳ねさせると、慌ただしくお辞儀をする。
マコト
マコト
コノハ
コノハ
マコト
やはり、私の噂が怖いのだろう
話すのはこの辺にしようと、少年から距離を置く
だが、それは先生によって阻まれてしまった
ライ
マコト
コノハ
先生は、私の肩を逃がさぬようガッチリ掴んでは、態とらしい声を上げる
私の頭の上にある先生の顔を睨みつけるが、嘲笑するだけで効果はない
ライ
ライ
ライ
コノハ
ライ
私と先生が早いテンポでやり取りしてるのを
少年はアワアワしながらただ見ていた
コノハ
コノハ
マコト
マコト
ライ
コノハ
コノハ
後は頼んだよ
そう言おうとするが、その声は少年の声によって掻き消されてしまう
マコト
マコト
マコト
マコト
蚊のような小さな声
その声は、私の鼓膜によく届いた
コノハ
マコト
マコト
マコト
ライ
ニヤニヤしながら私と少年の間に割り込む先生
私はそんなはずが無かろう。と言うように、先生の横腹を肘でつく
コノハ
コノハ
ライ
マコト
コノハ
コノハ
ライ
マコト
コノハ
コノハ
ライ
マコト
コノハ
コノハ
コノハ
コノハ
マコト
マコト
マコト
マコト
コノハ
マコト
マコト
コノハ
マコト
マコト
マコトという少年は、随分勇気と行動力のある人のようだった
まさか出会って間もなく、お出かけのお誘いが来るとは思ってもなかった
コノハ
コノハ
私がそう返事すると、少年は安心したような、嬉しそうな笑みを浮かべた
マコト
マコト
コノハ
コノハ
マコト
マコト
コノハ
コノハ
コノハ
コノハ
マコト
コノハ
私がそう返せば、マコトはそれ以上追及はしなかった
すっかり空気になって暇を持て余す先生を横目に見て
私は鞄を持って家へ向かう
コノハ
コノハ