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ホンゴウ
ホンゴウ
驚きからか、見られた恐怖からか
彼と距離をとってしまった
哀歌
震えてまともに立てない足で立った
クラクラしてしまうけれど、
距離をとって、傷を隠した
ホンゴウ
ホンゴウ
ホンゴウさんの手を引き、
ベットに身を投げた。
横になっていたら、ホンゴウさんが話し始めた
ホンゴウ
彼が私に毛布を掛けながら言う
哀歌
ホンゴウ
ホンゴウ
いつも、ホンゴウさんは、完璧だと思っていた
けれど、それは違ったみたいだ
彼もまた、私と同じ人間なのだ
だから、最初からできていた訳ではなくて
ずっと頑張ってきた努力が
彼を成功へと導いたのだろう。
ホンゴウ
ホンゴウ
ホンゴウ
そんなこと、初めて言われた
ミスしたら、自分の責任で怒られて
ずっと、怒られっぱなしで
怒られ癖が付いてしまったのだ
ホンゴウ
ホンゴウ
“大切にしたい”なんて
私にとっては、勿体ないほどの言葉だ
だけど、どれほどその言葉を望んだことか
ずっと、嫌われてきたから
隣に夢主が居ないこの船で
孤独だと思っていたけれど
本当はそうでは無かったみたいだ