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おい！！人が落ちてきたぞ！
救急車よ！！
早く呼んで！
マナ
…(このまま…地獄へ行きたい…)
マナ
（もう…苦しむなんて…）
真っ平御免…
それなのに
転生してしまった
また絶望の始まり…
そう思ったのに
これ…って…
璃梨花
(ん…？この…音…)
今、家に帰ってきたところなのだが…
〜！♡
ちゅーや…！
うぁぁｯ…！♡
璃梨花
…(え…？)
璃梨花
(息を殺せ…息を殺せ…)
璃梨花
(って、あの二人が！？)
璃梨花
(ベビーシッターしてるだけだと思ったのに…！)
璃梨花
(…めっっちゃ推せる…！！✨)
璃梨花
璃梨花
(よし…もう少し後に帰ろう)
数時間後…
璃梨花
…ただいま帰りました
太宰
あ、おかえり、璃梨花、帰り遅くない？
璃梨花
少し商談が長引いてしまって、申し訳ありません
太宰
…ふーん…そっか、お疲れ様
璃梨花
はい
めっっっちゃ匂い残ってる…
イカの匂いする…ちょっと嫌い
太宰
ところでさ
璃梨花
はい、なんでしょうか
太宰
璃梨花？さっきいたよね？
璃梨花
…え
太宰
気付いてないとでも思った？
太宰
さっき靴の音がしたからね、璃梨花でしょ？
璃梨花
…はい、申し訳ありません、ですが。何も追求しませんのでお許し下さい
太宰
…仕方ないなぁ、1回だけね？
璃梨花
…はい、お父様
あっっっぶなーーーい…
きっと僕は見てる人から見たら
すごく冷たく見えると思う
でも、僕は生まれてから愛されたことがなかった
人に甘えるということがわからない
転生してからも1度も泣かなかった
無痛症も疑われた
でも、痛みは感じるから
精神面じゃないかと言われた
…愛されたこと、ないんだもん
璃梨花
お母様、明日色の仕事があるのですが
璃梨花
お母様とお父様にボディーガードを任せてもよろしいでしょうか
太宰
私はもちろんだよ！
中也
俺もいいぜ
璃梨花
感謝申し上げます
太宰
にしても…璃梨花…頑張りすぎじゃないかい？
中也
そうだぞ、お前はまだ齢10歳だぞ？
璃梨花
問題ありません、お気遣い感謝します
中也
そうか…
太宰
体調には気を付けるのだよ
年齢にびっくりした皆さん
ポートマフィアなのでおかしくありません
僕は体も発達してるので、身長は157あります
璃梨花
今日は部屋で休みますので、失礼します、おやすみなさい
太宰
おやすみなのだよ〜
中也
ゆっくり休めよ
中也
…おい、璃梨花のことだが
太宰
…そうだね…
中也
アイツ…まだまだ仕事なんてする歳じゃねぇんだけどな…
太宰
色の仕事なんて下級構成員にでもやらせればいいのだけれど…
中也
10歳で色の仕事とかアイツ正気か…？
太宰
でも様子見しかできないのだよ…
中也
それに、まだ異能も発現してねぇしなぁ…
太宰
中也か私の異能力だとしたら…私の異能だと思ってるのだけれど…
中也
あぁ、俺も思うぜ
太宰
…様子見…しようか
璃梨花
見て下さりありがとうございました
璃梨花
太宰璃梨花です
璃梨花
この物語は薔薇小説の夢です苦手な方は回れ右をしてください
璃梨花
それでは
次回 喧嘩勃発
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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