最後の嘘

桃 × 瑞

地雷様 🔙推奨

"世界で1番嫌いだ。"

そう言い残して、ある日彼は消息を絶った。

俺は、彼の事が嫌いだ。

昔からドジで、だけど 頭は良くて

いつも 俺のライバルだった。 俺の欲しいもの、全てを持っていた。

そんな あいつが 憎くて、 羨ましくて、悔しくて。

お前が居なくなったその年、高校の同窓会で、 お前が行方不明になっている事を知った。

ふと、お前と最後に交わした言葉を思い返してみたんだ。

最後の言葉は、「世界で1番嫌いだ。」

みんな 言ってたよ。もうあいつは 死んでんじゃねぇかってな。

でも、俺は信じない。

どうせ死ぬなら、俺がお前に、、

こさめに降参させてからその死に際を見てやりたい

だからさ、あの時の事、謝らせてくれねぇかな。

桃瑞 中学3年

こさめは 、中3のタイミングで 転校してきた。

俺は生徒会をやっていて、成績はいつも 1位だった

だけど、こさめが転校してきてから、初めて 2位になった。

それが悔しくて、沢山努力している。

高校は、仲良かったいるま達とは 別の高校に進学した。

地元では有数の 進学校に、2位で入学した。

1位は 勿論、こさめだった。

友達を作るのが苦手だった

だから、ずっと仲良い友達は いた事が無い。

>来たぞ 六奏の 天使 .ᐟ‪.ᐟ‪.ᐟ‪.ᐟ‪

>も、百瀬 .ᐣ

…確かに、今まで こさめに 2連続で 負けたことは無い。

こさめは 高校になっても、なんにも 変わらなかった。

入学して 3日目

初めてこさめが 笑ったところを 見た。

俺は お前に 必死に 勝とうと してんのに

余裕ぶっこいて 俺を 遥かに超えてくるところが

果てしなく憎くて 嫌いだった。

卒業式も、こさめは やたらと 絡んできた。

瑞母>こさ、そろそろ 行かなきゃ……。

初めてじゃない .ᐣこんな 系統（？）の作品！

多分 すぐ完結しそう .ᐟ‪.ᐟ‪