雫がしたたり落ちる季節
僕は、白いドレスを着た美しい女性に出会った…
はずだった…
彼女
根本 涼至
彼女
彼女はそう言いながら
キャバクラのレシートを僕に見せた…
だが、僕は…
根本 涼至
無愛想な返事を返した…
彼女
彼女
根本 涼至
僕は、この時…
彼女
根本 涼至
彼女
根本 涼至
その通りだ…
僕は小説を一つも完成させたことがない
彼女
彼女
根本 涼至
彼女
根本 涼至
本当にその通りだ…
けど、今書いてる作品も…
諦めるだろう…
彼女
根本 涼至
僕は、終始、彼女の顔を見ずに
無愛想な返事だけ返した…
根本 涼至
「ダメ!」
根本 涼至
数分、黙って耳をすましたが、何も聞こえなかった
家を出て、数分歩くと…
ボーイ
ボーイ
キャバクラ「White」
根本 涼至
根本 涼至
数分後
ボーイ
支配人
支配人
僕は、すでに決めていた…
根本 涼至
支配人
支配人
根本 涼至
しばらく、ソファに座って待っていると…
白いドレスを着た美しい女性が来た
?
根本 涼至
根本 涼至
?
?
根本 涼至
?
根本 涼至
?
根本 涼至
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
僕は、正直、困惑した
なぜ、彼女が知っているのか
なぜ、理由を言うと、雫になってしまうのか
とりあえず、僕は、酒を飲みまくることにした
根本 涼至
雫
根本 涼至
雫
根本 涼至
根本 涼至
僕は家に帰ったが…
雫
雫
僕は、家に帰り、シャワーを浴びて、出てきた瞬間…
ピンポーン
雫
根本 涼至
雫
根本 涼至
僕は、怖がりながらも、ドアを開けた
雫
根本 涼至
根本 涼至
雫
雫
僕は、寒気がした
根本 涼至
根本 涼至
雫
根本 涼至
雫
根本 涼至
雫
根本 涼至
雫
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
雫
根本 涼至
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
その夜、僕は必死に考えた
僕の好きなスポーツ
好きな映画
僕がキャバクラと酒以外で好きなことを洗いざらい考えてみたが…
翌日
根本 涼至
雫
根本 涼至
根本 涼至
雫
根本 涼至
雫
海にて
雫
根本 涼至
雫
根本 涼至
根本 涼至
雫
雫
雫
根本 涼至
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
根本 涼至
雫
根本 涼至
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
雫
数時間後
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
ポチャーン
その時、雫の肩に雫が落ちた
雫
根本 涼至
雫
雫
雫
根本 涼至
雫
根本 涼至
雫
根本 涼至
根本 涼至
僕は、決意した
絶対に、1ヶ月で物語を完成させてみせる、と。
1ヶ月後
根本 涼至
雫
雫
根本 涼至
雫
根本 涼至
根本 涼至
雫
根本 涼至
根本 涼至
物語が完成して、振り返るとそこには…
白い雫とその横には、書き置きがあった…
「物語を完成させてくれてありがとうございます。」
「幸い、物語が完成した後に雫になったため、無事戻れます」
「ありがとうございます。根本さん」
これを読んだ僕は…
根本 涼至
根本 涼至
根本 涼至
根本 涼至
「いいえ、あなたのお力ですわ」
根本 涼至
根本 涼至
根本 涼至
数ヶ月後
本屋にて
大ヒット!根本涼至作「白い雫」
ついに映像化も決定!?
元彼女
元彼女
彼女はそう言いながら、一冊手に取り、レジに持っていった
店員
元彼女
店員
元彼女
店員
根本 涼至
店員
店員
根本 涼至
店員
店員
根本 涼至
僕は出口の自動ドアを指さした
根本 涼至
店員
根本 涼至
僕は彼女の元へ行った
元彼女
根本 涼至
根本 涼至
根本 涼至
根本 涼至
元彼女
根本 涼至
元彼女
元彼女
根本 涼至
元彼女
根本 涼至
元彼女
元彼女
根本 涼至
僕たち、2人は熱く、抱き合った
僕たち、2人がここでまた、出会えたのも…
白い雫のおかげかもしれない
End
コメント
2件
おぉ…素敵😍 いいお話ですね〜! 一つ一つの作品には 色々な気持ちが入ってる事を 改めて思いました!
とてもステキなお話でした✨ 人の応援、支えがあるからこそ、人は頑張れるのでしょうね(*´꒳`*)