TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

好きなのに...

一覧ページ

「好きなのに...」のメインビジュアル

好きなのに...

3 - 好きなのに... 第3話

♥

10

2019年08月15日

シェアするシェアする
報告する

倉木 紗也

ハァハァ

倉木 紗也

走ってきたから疲れちゃったよ

ガラガラ

倉木 紗也

おはよー‼

倉木 紗也

って誰もいないか

田嶋 流星

おはよう

田嶋 流星

紗也ちゃん

倉木 紗也

あっ!田嶋くん

倉木 紗也

あ、そういえば田嶋くん前にいたね

田嶋 流星

今日は早いんだね紗也ちゃん

倉木 紗也

あ、うん今日はね

倉木 紗也

いろいろあって

田嶋 流星

ちょうど良い

田嶋 流星

俺、紗也ちゃんに話したいことがあるんだ

倉木 紗也

私に話したいこと?なに?

田嶋 流星

教室じゃ誰か来ちゃうから、空き教室行こ

倉木 紗也

う、うん

ガラガラ

田嶋 流星

ここなら誰も来ないね

倉木 紗也

う、うん

倉木 紗也

(なんかこの雰囲気、前にもどこかであったような...)

倉木 紗也

(も、もしかして...)

田嶋 流星

紗也ちゃんは俺の事全然気にしてないかもしれないけど

田嶋 流星

俺は紗也ちゃんが好き

田嶋 流星

だから、俺と付き合って

倉木 紗也

(やっぱり...)

倉木 紗也

え、えっと

倉木 紗也

クラスで人気の田嶋くんが私なんかと付き合っても楽しくないよ

倉木 紗也

私より可愛い子いっぱいいるから

田嶋 流星

やだ

田嶋 流星

紗也がいいんだ

田嶋 流星

紗也じゃないと嫌だ

倉木 紗也

な、

田嶋 流星

俺の事嫌いなの?

倉木 紗也

そ、そんなことないっ

倉木 紗也

で、でも

田嶋 流星

でも、なに?

倉木 紗也

(ヤバイ、田嶋くんが迫ってくる)

倉木 紗也

(もう後ろは壁だよ)

倉木 紗也

(さがれない!)

ドンッ

倉木 紗也

(か、壁ドン!?)

倉木 紗也

(逃げなきゃっ)

横に抜けた

倉木 紗也

(よし、逃げられた)

ドンッ

倉木 紗也

(だ、ダメだ)

倉木 紗也

(逃げられない)

田嶋 流星

逃げないでよ

田嶋 流星

俺のものになって

倉木 紗也

(顎を上げられて)

倉木 紗也

(顔がどんどん近づいてくる)

倉木 紗也

(キ、キスされる)

倉木 紗也

(誰か助けてっ)

倉木 紗也

(も、もうダメだ)

ガラガラ

倉木 紗也

(あ、良かった)

倉木 紗也

(誰か来てくれた)

倉木 紗也

(って、えっ!?)

倉木 紗也

澤田先輩!

澤田 快斗

お前誰?

田嶋 流星

俺は田嶋 流星です

田嶋 流星

今、こいつの彼氏になりました

倉木 紗也

え?

澤田 快斗

は?お前何言ってんの?

澤田 快斗

紗也ちゃんの彼氏がお前だって?

澤田 快斗

あり得ない事言ってんじゃねーよ

田嶋 流星

あなたこそなんですか?

田嶋 流星

良いところを邪魔しに来て

澤田 快斗

俺は紗也の彼氏だよ

田嶋 流星

そ、そうなの?紗也ちゃん

倉木 紗也

(ど、どうしよう)

倉木 紗也

(ここで違うって言ったら田嶋くんが彼氏になっちゃう)

倉木 紗也

う、うん

倉木 紗也

(あーあ、うんって言っちゃったよ😭)

田嶋 流星

彼氏がいるなら言えよな

倉木 紗也

え?

田嶋 流星

俺は紗也ちゃんの恋を邪魔する気は無かった

田嶋 流星

ごめん

倉木 紗也

い、いいの

倉木 紗也

言わなかった私も悪いから

倉木 紗也

ごめんね

田嶋 流星

じゃあ俺は邪魔みたいだから行くね

倉木 紗也

あ、うん

倉木 紗也

(い、行かないで...)

倉木 紗也

(澤田先輩と二人きりは...)

倉木 紗也

わ、私もやることあるので行きますね

倉木 紗也

またあとで

グイッ

倉木 紗也

な、

倉木 紗也

(また抱き締められてる)

澤田 快斗

どうしてそうやって逃げるの

倉木 紗也

に、逃げてないです

澤田 快斗

さっきも俺から逃げて走っていっちゃったよね

倉木 紗也

そ、それは

澤田 快斗

俺の事嫌い?

倉木 紗也

そんなこと無いですっ

澤田 快斗

なら、どうして逃げるの?

倉木 紗也

そ、それは

澤田 快斗

ちゃんと言ってよ

澤田 快斗

離さないよ?

倉木 紗也

あ、あの

澤田 快斗

うん

倉木 紗也

澤田先輩は人気なので、澤田先輩のファンに見つかったら私...

倉木 紗也

どうなるか分からなくて

倉木 紗也

怖いんです

倉木 紗也

だから、澤田先輩から逃げてました

澤田 快斗

そんなこと気にしてるの?

倉木 紗也

はい

澤田 快斗

大丈夫だよ

澤田 快斗

もし、何かあったら

澤田 快斗

俺が助けに行く

澤田 快斗

どこにいても、俺が守ってあげる

澤田 快斗

だから、逃げないで

この作品はいかがでしたか?

10

コメント

1

ユーザー

次回は花火大会ついに行きます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚