テラーノベル
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のあがシェアハウスを去ってから、一週間が経とうとしていた
tattunn
siva
japapa
リビングには、いつものように男子達の大きな笑い声が響いていた
テレビ画面に映るゲームを見ながら、じゃぱぱ、シヴァ、ヒロ、たっつんたちが大騒ぎし、ソファではえととるながそれを見てケラケラと笑っている
いつも通りの、にぎやかで、楽しくて、どこかうるさい『カラフルピーチ』のいつもの日常
のあがいなくなった後、彼らは表面上、すっかり元通りの「楽しいからぴち」を取り戻しているかのように見えた
tattunn
tattunn
ゲームのコントローラーを置き、息を切らしながらたっつんがリビングのメンバーを見回した
tattunn
tattunn
たっつんがそこまで言いかけて、言葉を喉の奥で詰まらせた
いつもなら、その言葉の後に「ふふ、じゃあ私がやっておきますね!」と、当然のように手を挙げてくれる、桃色の髪の少女がそこにいたはずだった
tattunn
たっつんの口から、微かな声が漏れる
その瞬間、つい一秒前まであれほど騒がしく笑い声に満ちていたリビングが、まるで音の全てを吸い取られたかのように、水を打ったように静まり返った
ピキッ、と空間そのものが凍りついたような、最悪の空気
japapa
じゃぱぱが、笑顔の残滓を完全に消し去った冷たい声で、たっつんの名前を呼んだ
tattunn
たっつんは頭をガシガシと掻きむしり、気まずそうに視線をパソコンの画面へと落とす
mohu
もふが、本をめくる手を止めずに無機質な声を響かせた
mohu
donuku
どぬくが、ソファの隅で俯いたまま、消え入りそうな声で抗議する
mohu
mohu
mohu
もふの冷淡な言葉に、リビングは完全に沈黙した
誰も、もふの言葉を否定しなかった
否定したくなかった
彼らは、この胸の奥にあるぽっかりと空いた「何か」の正体が分からず、ただ、のあの名前が出るたびに襲ってくるこの得体の知れないイライラや気まずさを、彼女への『怒り』だと思い込もうとしていた
普段はわいわいと楽しく過ごせるのに、彼女の影がよぎった瞬間にだけ、心が激しく拒絶反応を起こしてピリピリとしてしまう
それが無自覚な「寂しさ」あることに、まだ誰一人気づかないまま 、ただただお互いを不機嫌な沈黙で突き放し合っていた
同じ頃、白い病室のベッドの上
私は、スマートフォンに映るメンバーたちの、最新の動画を観終えたところだった
noa
動画の中のみんなは、自分がいなくなったことなんて微塵も感じさせないほど、わいわいと楽しそうに大騒ぎしていた
私は、白く痩せてしまった手でスマホを胸元に抱きしめ、毛布に顔を埋めた
自分が望んだ通り、みんなは自分の死を前にしても、傷つかずに笑っていられる
これでいい
自分の計画は、完璧にうまくいっている
noa
私の瞳から、一筋の涙が溢れ、白いシーツに丸いシミを作った
画面の向こうの眩しい世界に、自分の居場所はもうどこにもない
みんなは、自分のことなんて怒りと共に過去に置いて、前を向いて歩いている
私は震える指先で、別のアカウントから、今日も祈るように一人のファンとしてのコメントを打ち込んだ
『今日もたくさん笑いました! からぴちの動画、世界で一番大好きです。いつもありがとうございます!』
送信ボタンをタップし、私は静かに目を閉じた
彼女の残された時間は、もう、三週間を切ろうとしていた
コメント
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続きはよ


遠い僕はてるてるぼうず
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詩音結愛 新ビジュ公開予定
9,420
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