僕の私の転生

○○ 自分の事を僕と呼ぶ 性別は女 19歳

僕は○○

今車で警察に追われてる

何故って？

それは全部あいつのせい

全部あいつのせいだ

あいつさえ居なければ

.....僕が生まれて来なければ

だが今更悔やんでも仕方がない

とりあえず何処か行こu

キキーっ！！

どんっ！！！！

そこで僕は気を失った

ここは何処だ？

僕は確か警察に追われてて、、

あぁ

他の車とぶつかったのか

それじゃあ...ここは、、

か、棺桶の中！？

僕が死んだと勘違いしているのか

このままいくと

生きたまま焼かれる

うげぇ...

そんなのまっぴらごめんだ！

なんだ？

男の声...

数時間後？

焼く時間のことか？

とにかく生きてる事を知らせないと！

....思ったように手足が動かせられない...

ぶつかった時に怪我でもしたのだろうか

女の声？

ありがとう....？

早く僕とおさらばしたいのか

僕を恨んでいる人か？

う、ん.....

...考えるのはやめにしよう

僕に恨みを持っている人なんて沢山いるのだから

！？

揺れてる...！

また女の声

この揺れで怪我でもしたのか

あなた？

この子...

あぁ

妊婦か

そんなのできる訳がないだろ

...僕の母さんと父さんが同じだったように

そうだそうだ

どうせそのお腹の子も捨てるんだろ

心の中では

女の意見に賛成で

最後まで面倒見て欲しいし、

僕と同じ道を歩んで欲しくない

っと言うか僕焼かれるんだっけ

....なんかもうどうでも良いや

この男は産まれる子が幸せになって欲しくないのか！？

そう思うと無性に腹が立つ！

ﾄﾞﾝ

僕は精一杯の力を振り絞って壁を蹴った

...は？

どういう事だ？

ﾄﾞﾝ

僕はもう一度壁を蹴った

なんだ...そういう事なのか

外から優しく撫でられているのが分かった

俺は死んでこの女のお腹の子供になったのか

そして偶然記憶を喪わずにここにこられた

となると、転生か...

赤ちゃんがお腹の中にいる時は

羊水と言う水で囲まれている

だから調べても分からないと思うけど

僕はこの時泣いていた

初めてだったんだ

ここまで優しくしてくれるのが

ここまで守ってくれると言ってくれる人が

っ！

もうそろそろ産まれる..？

ここだったら...僕だって

...私だって

頑張って生きれるかもしれないなっ

産まれました

こ、これが新しい人生

お母さんとお父さん...

優しそうだな

2人のためにも

一生懸命生きよう

第1話 〜僕の私の転生〜