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夕凪高校。
そこは、座標では表せられない場所にある。
生徒数5人のその学校に、今日転入生が来た。
先生
逢魔トキ
銀髪と翠の瞳を持った少年。
彼は黒板に「逢魔トキ」と書いた。
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
春風うすづく
吉森さよ
東雲ザンセイ
逢魔トキ
先生
先生
逢魔トキ
逢魔トキ
西空ともり
横切る彼と目が合った。
僅かな時であったが、その一刹那。
私は運命を覚えた。
矛盾した言い回しであるが、
生を忘れるほどに、生がこの魂を震わした。
そう、私はこのために生きていたのだと。
西空ともり
西空ともり
逢魔トキ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
吉森さよ
吉森さよ
東雲ザンセイ
吉森さよ
吉森さよ
春風うすづく
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
春風うすづく
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
春風うすづく
吉森さよ
吉森さよ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
春風うすづく
春風うすづく
吉森さよ
春風うすづく
春風うすづく
吉森さよ
吉森さよ
吉森さよ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
吉森さよ
逢魔トキ
一人廊下を歩く少年、
その後方で、影はつられ動いていた。
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
間抜けな声をあげたともりは、
背後にいるであろう幽霊に怯えながら振り向き、
その姿を目にするや、睨みつけた。
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
逢魔トキ
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
うすづくの指差す先には、彼の背中があった。
その手には、何やら覚えのある紙が握られている。
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
西空ともり
西空ともり
逢魔トキ
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
逢魔トキ
逢魔トキ
西空ともり
逢魔トキ
春風うすづく
春風うすづく
逢魔トキ
西空ともり
逢魔トキ
逢魔トキ
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
逢魔トキ
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
そう語る彼女の瞳はどこか悲しげであった。
幾千年……想像もつかない歳月だ。
それを彼女は超えてここにいるのだ。
誰にも払えない孤独があるのだろう……。
西空ともり
↑ 幼馴染
逢魔トキ
逢魔トキ
春風うすづく
春風うすづく
風が舞い、カーテンが揺れる。
二人は互いを認め、握手をした。
世界が、祝福しているかのようだった……。
逢魔トキ
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
逢魔トキ
春風うすづく
逢魔トキ
↑ (色々と省略)
西空ともり
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
逢魔トキ
逢魔トキ
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
夕焼けはどこまでも美しく輝いていた。
そう、感じるのは何故なのか。
それが届かぬもの、抗えない存在であるからなのか。
吉森さよ
東雲ザンセイ
吉森さよ
吉森さよ
東雲ザンセイ
吉森さよ
吉森さよ
東雲ザンセイ
吉森さよ
吉森さよ
吉森さよ
東雲ザンセイ
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
西空ともり
西空ともり
西空ともり
ぴろん
ぴろん
ぴろん
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
その時、私が――
何を考え、何を想い、何の為にそうしていたのかは、今でもわからない。
ただ確かだったのは、その場所だという確信があった事と、
空気が湿っていた事。
そして、どうにも抗えない、絶対的な無力を感じていた事だけだった。
必死に駆け上がり、そこに辿り着いた時――
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
扉を開く。風が吹き抜ける。
僅か数メートル先にいる親友は、フェンスの向こうにいた。
少女の叫び虚しく、影が落ちた。
涙に残る輪郭の向こうで、夕焼けは笑っていた。
そんなふうに見えた。
そんな気がした。
ただ、それだけだった。
だが、少女はその背中から、何かを感じ取っていた。
何度も、何度も。憧れ焦がれ、見つめていた背中。
初恋の人。
その言葉は
「夕焼けに殺される」