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試合が終わった後 3人は座り込んでいた 私は、3人に近寄った

琴葉

ねぇ、賭けは私の勝ちだよね

美代比奈

ヒッ…!

美代比奈

ばっ、化け物ッ!

懐かしいなぁ…

琴葉

酷いなぁ…

琴葉

キミと同じ、人間なんだけど

志麻恵

に、人間があんなこと出来るわけないじゃないっ!

瑞奈絵美里

そうよっ!

瑞奈絵美里

ズルしたんじゃないでしょうね!?

琴葉

…ズルのしようがないじゃんw

琴葉

脳みそ、詰まってる?

煽り顔でそう言うと 3人はリンゴのように顔を真っ赤に染めた

琴葉

まぁ、そんなことどうでもいいんだよね

美代比奈

良くないわよ!

琴葉

どうでもいいって言ってんの

喧しかったので 少し圧をかけ、黙らせる

琴葉

亜優に謝ってね?

瑞奈絵美里

な、何でそんなことしなきゃいけないのよ!

琴葉

…亜優の上履きを捨てたのは誰?

琴葉

人間なんだから”ゴメンナサイ”くらいできるよねぇ?

美代比奈

…ッ!

彼女らは まったくもって動く気がなさそうだったので 私が亜優を連れてきた

琴葉

ほら、連れてきてあげたよ?

琴葉

早く謝んなよ

3人は嫌そうな顔をしながら 言葉を発した

美代比奈

わ、悪かったわね…!

琴葉

…は?

コイツら、本当に脳みそが詰まってないのだろうか? 私の出したドスのきいた低い声に驚いたのか 目に涙を潤ませている

琴葉

私は謝れって言ったんだよ?

琴葉

『上履きを捨ててしまい、申し訳ございませんでした』でしょ?

美代比奈

ッ…!

美代比奈

う、上履きを…捨ててしまいっ…申し訳…ございません、でした…

志麻恵

ごめん…なさい

瑞奈絵美里

ごめッ、なさい…

琴葉

亜優、どうする?

亜優

わっ、私は良いよ…!

琴葉

だってさ、亜優が優しくて良かったね

琴葉

あ、でも 亜優の上履きは弁償しなよ?

美代比奈

なんでそんなこと…!

琴葉

え?

琴葉

亜優の上履きを捨てたのは誰?

琴葉

君たちでしょ?

琴葉

それくらい、するのが当たり前だよね?

そろそろ イライラが限界のため 笑顔を張り付けずに 真顔で喋る それが怖かったのか 3人はコクコクと勢い良く頷いて 走り去ってしまった

烏野マネはバレー馬鹿

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