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ぬぴっ
ぬぴっ
ぬぴっ
ぬぴっ
ぬぴっ
華命 桃音
爆豪 勝己
――この時は、まだ。 私が 正義の反対側に立つ日が来るなんて、 思っていなかった。
上鳴
教室に入るなり、上鳴くんが声を上げた。
切島
轟
爆豪 勝己
爆豪くんが即座に反応する
爆豪 勝己
相澤せんちぇ
相澤先生が、眠そうな目で教卓に肘をつく
相澤せんちぇ
教室の空気が、少し引き締まった
相澤せんちぇ
相澤せんちぇ
芦戸
芦戸ちゃんが首を傾げる
爆豪 勝己
爆豪くんが鼻で笑った
相澤先生は、爆豪を一瞥する
相澤せんちぇ
爆豪 勝己
即答。 でも、その背中はもう前を向いていた
相澤せんちぇ
相澤せんちぇ
相澤せんちぇ
相澤せんちぇ
呼ばれて、私は背筋を伸ばす
相澤せんちぇ
華命 桃音
返事はした。 けれど、胸の奥で小さな違和感が残る。 ——避けて、守れる?
移動中のバス。 窓の外は、雲が低い
上鳴
切島
切島くんが続けた
私は、窓に映る自分の顔を見る。 少し、青白い
爆豪 勝己
爆豪くんが、低い声で呼ぶ
華命 桃音
爆豪 勝己
爆豪 勝己
一瞬、言葉に詰まる
華命 桃音
爆豪 勝己
真正面からの言葉
爆豪 勝己
華命 桃音
爆豪 勝己
爆豪は、視線を前に戻した
爆豪 勝己
胸が、きゅっと締めつけられる
華命 桃音
爆豪 勝己
華命 桃音
私は、小さく笑った
華命 桃音
爆豪くんが、言葉を失った様に見える
爆豪 勝己
港区エリアだと思って★
街区エリアに入った瞬間、 空気が変わった
爆音。 崩れる壁。 逃げ惑う市民役
上鳴
上鳴くんが叫ぶ
上鳴
相澤せんちぇ
相澤せんちぇ
私は、視線を走らせる
倒れている人。 動けない人。 泣いている子ども
どれも、軽い損傷な感じ
だが、、1人だけ
華命 桃音
心臓が、早くなる
轟
華命 桃音
走り出した瞬間、 瓦礫の下から声がした
H.U.C
華命 桃音
華命 桃音
華命 桃音
触れた瞬間、分かる
——この傷、 普通の処置じゃ間に合わない
切島
華命 桃音
私は、息を整える
——使うな。 ——まだ、早い。 でも
華命 桃音
自分に言い聞かせるように、呟いた
胸の奥が、ぎゅっと締めつけられる。 代償は、少しだけ
華命 桃音
呼吸が、浅くなる。 それでも、 その人の鼓動が戻るのを感じた
H.U.C
華命 桃音
華命 桃音
笑顔を作る。 ちゃんと、作れた
爆豪 勝己
爆豪くんが駆け寄ってくる
爆豪 勝己
華命 桃音
爆豪 勝己
低い声
爆豪 勝己
私は、視線を逸らす
華命 桃音
爆豪くんは、私の手首を掴んだ
爆豪 勝己
そう言って、手を離す。 その背中が、少しだけ固い。
訓練終了後。 医療テントの前
医療班の1人
医療班の一人が、首を傾げる
医療班の1人
医療班
別の声が、遮った
私は、何も言わなかった。 ただ、 胸の奥に残る痛みを、 “なかったこと”にした
爆豪が、少し離れたところから、 こちらを見ている
何か言いたそうで、 でも言えない顔
——この日。 まだ誰も、 はっきりとは理解していなかった。 この小さな選択が、 正義と彼女を引き裂く第一歩だったことを。