コメント
3件
コメントしたと思ったらしてなかった~🥺 莉犬くんの行動、予想はしてたけど、ちょっとびっくりした😳 ころんくんと莉犬くんは最高の友達だね!!
赤
僕が屋上に行ったとき
初めて会った君は
僕が思っていたことを呟いていた
赤
重いため息をついて空を見上げる
眩しそうに。
そんな君が世界一綺麗に見えて、
人見知りで人と話すのが苦手な僕は
思わず話しかけた。
青
赤
青
警戒されて睨まれたが
それでも僕は話しかける。
青
青
結局僕ら誰にも
愛されたことなどなかったんだ
赤
安心したように君は
優しい顔で微笑む。
赤
青
青
それから、君は何があったのか
話してくれた。
赤
青
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
青
青
青
青
青
青
青
そんな嫌な共通点で
赤
青
青
赤
赤
僕らは簡単に信じあってきた
逃げ出して数日がたった。
赤
青
赤
青
ギュッ
君の手を握った時
青
赤
青
微かな震えも既に無くなっていて
赤
青
青
赤
誰にも縛られないで
二人線路の上を歩いた
高校生の僕達の所持金では
暮らすことは難しくて、
話し合った結果
金を盗むことになった。
青
赤
青
赤
青
赤
そして僕はフードを被り走った。
青
バッ
金を盗んで
通行人
財布を盗ってからひたすらに走った
通行人
青
赤
赤
青
二人で逃げて
どこにも行ける気がしたんだ
青
赤
今更怖いものは
僕らにはなかったんだ
青
赤
青
赤
青
額の汗も
赤
青
赤
落ちたメガネも
赤
青
「今となっちゃどうでもいいさ
赤
青
青
青
赤
赤
あぶれ者の小さな逃避行の旅だ」
赤
いつか夢見た優しくて
赤
誰にも好かれる主人公なら
赤
赤
汚くなった僕達も見捨てずに
赤
ちゃんと救ってくれるのかな?
青
青
「そんな夢なら捨てたよ
青
青
だって現実を見ろよ
青
青
シアワセの四文字なんてなかった
赤
青
今までの人生で
思い知ったじゃないか
青
青
青
青
自分は何も悪くねぇと
誰もがきっと思ってる」
赤
赤
と君は言った。
星空を眺めて眩しそうに。
僕が大嫌いな
こんな汚れた世界にも
美しい君を生んでくれたことに
少しだけ感謝した。
赤
青
赤
青
この時もっと聞いておくべきだった
君の考えていることを。
後からどれだけ後悔したか。
ミーンミンミンミン
あてもなく彷徨う蝉の群れに
赤
青
通行人
通行人
青
赤
赤
青
自然に汗が引いていく。
水も無くなり揺れ出す視界に
赤
青
青
青
赤
青
赤
赤
迫り狂う鬼たちの怒合に
青
赤
バカみたいにはしゃぎあい
赤
赤
青
ふと君はナイフを取った
赤
「君が今まで傍にいたから
ここまでこれたんだ
赤
青
赤
赤
だからもういいよ
青
青
赤
もういいよ」
青
赤
赤
赤
「死ぬのは私一人でいいよ」
青
そして君は首を切った
青
まるで何かの映画のワンシーンだ
白昼夢を見ている気がした
赤
青
青
青
警察官
周りの声なんて全然聞こえなくて、
気づけば僕は捕まって
青
青
君がどこにも見つからなくって
警察官
青
警察官
そっか、
警察官
青
赤くんはもう居ないんだ。
君だけがどこにもいなくって
そして時は過ぎていった
ただ暑い暑い日が過ぎてった
青
僕は君の好きだった
空を見上げて言った。
青
青
赤
赤
君だったらそう言うだろう。
青
青
赤
青
青
なんで君が居なくなっちゃたの?
青
赤
悲しい顔をして言うのかな?
青
虐めっ子
クラスの子
虐めっ子
一緒になって君を虐めていた奴も
見て見ぬふりをしたクラスの奴らも
汚れた世界で笑って生きてる。
家族もクラスの奴らもいるのに
ずっと一人で苦しんでいた君は
もうこの世界には居ないのに。
青
青
なぜか君だけはどこにもいない
青
青
青
あの夏の日を思い出す
青
青
青
赤
君は自慢げに言うんだ。
青
青
青
赤
でも、もう見ることは出来ない。
青
青
青
青
青
青
青
青
青
僕は今も今でも歌ってる
君にまた見つけて貰うために。
君を探す為に。
青
君をずっと探しているんだ
青
青
青
青
君に言いたいことがあるんだ
青
青
九月の終わりにくしゃみして
青
赤
青
青
六月の匂いを繰り返す
青
赤
赤
君の笑顔は
赤
君の無邪気さは
呼ばれてないはずなのに
聞こえてくる君の声。
青
青
青
頭の中を飽和している
赤
誰も何も悪くないよ
青
君は何も悪くはないから
青
もういいよ
青
投げ出してしまおう
赤
青
そう言って欲しかったのだろう?
青
なあ?
青
赤
赤
青
青
青
青
青
青
青
青
青
青
青
青
青
赤
青
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず
すず