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#紫赤
藍翠 瑠蒼
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ゴリちゃま
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コメント
1件
読み終えました……すごく切なくて、胸がぎゅっとなりました。 「忘愛症候群」っていう設定がもう泣かせにくるやつですよね。すちさんが何度も自己紹介を繰り返す健気さと、みこちゃんの体が覚えてる感覚の描写が細かくて、すごく引き込まれました。 「俺が素敵な思い出を作れてないのが悪い」って、そんなことないのに……って思わず画面に呟いてました。 新しい初めてを重ねようとするあのキスのシーン、静かだけどすごく感情がこもってて、読後感がずっしりと沁みました。続きも読みたいです。
緑黄
奇病パロ
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俺の目の前でみこちゃんが困ったように首を傾げた
その瞳に俺の知ってる熱はない
ただ初対面の相手に向けるような丁寧でどこか距離がある光だけが宿っている
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何度目だろうこの自己紹介をするのは
みこちゃんが患った忘愛症候群は特定の愛する人や、恋人に関する記憶だけを忘れてしまう奇病
昨日まで一緒に笑いあっていた記憶も
初めてキスをした夜のことも
みこちゃんの中からは綺麗さっぱり消え失せている
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申し訳なさそうに眉を下げるみこちゃんに 俺は無理やり笑ってみせる
胸の奥が焼けるように熱くて痛い
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メンバ~のことはまだ覚えてる
一番仲が深かった''恋人''としての俺の記憶だけが 砂時計の砂みたいにサラサラと零れ落ちていくんだ
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今目の前にいるすちさんと言う人は いつも泣きそうな顔で笑う
俺の恋人なんだって
正直実感がわかない
俺の中にある「すち」という存在は ただの''大切なグループのメンバー''で止まっている
でも彼が俺の手に触れる時
指先が微かに震えているのを見ると たまらなく胸が締め付けられる
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部屋に入ってきたのはらんらんとこさめちゃん それからまにきと、なっちゃん
みんなどこか腫れ物に触るような 悲しい目をして俺を見る
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なっちゃんが少し苛立ったように でも悲痛な声で聞いた
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俺は答えに詰まって隣に座るすちさんを見た
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すちさんは俺の視線に気づくと優しく手を握りしめた
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その言葉に俺の心臓はドクン、と跳ねた
、思い出せない
でも、この手の温かさだけはずっと前から知ってる、 気がする
俺の脳が忘れてもこの体が彼を求めているような 不思議な感覚
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メンバーが帰ったあとの静かな部屋
窓の外では夕焼けが赤く燃えている
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みこちゃんの声が震えていた
忘愛症候群の、末期は言葉すら、自分の名前ですら 忘れて空っぽの器になってしまうという
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俺は嘘をついた
本当は忘れられるのが怖くてたまらない
自分の存在が愛する人の中から消えていく恐怖に 毎日押しつぶされそうだ
でも俺が泣いたらみこちゃんはもっと自分を 責めるだろう
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これが最後の記憶になっても構わない
明日みこちゃんが目を開けて
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と言ったとしても
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と、自己紹介を続けるんだ
お知らせ⋆͛📢⋆
リクエスト募集します シチュとペア ペア→緑黄 茈赫 桃瑞 この中からお願いします Rは無理かもです
なるべく書きますが期待外れだったらすみません