ぬし
行ってらっしゃい!
ぬし
てか、♡ありがとう
笑っていた
ついこの前までは、 普通に笑えていた
私が笑えなくなったのは、 いつからだっけ…
聖也
てか、昨日のテレビ見たぁ!?
鈴
見た見た!
夏綺
なかなかも面白かったよな!
麗奈
でも、もっと〜〜したらいいんじゃないかなって思った!
春
(聖也くん、今日もかっこいいな…)
春
(私もあの輪の中に入って見よう…)
春
私もそのテレビ見た!
私の方が面白くできると思うな!
私の方が面白くできると思うな!
聖也
へー、春ちゃんも見るんだぁ
春
うん!毎週見てるんだぁ
聖也
俺も!
毎週この話しよう!
毎週この話しよう!
聖也
みんなもいいだろ!?
鈴
いいよ〜
麗奈
聖也がいいならいいんじゃない?
夏綺
どっちでもいいから合わせる
春
ありがとう!
❀(*´▽`*)❀
❀(*´▽`*)❀
聖也と夏綺は、 じゃれ合う友達…?だった
私は、 やめて!(笑) っていう聖也を無視して じゃれる、夏綺が好きではなかった
だから、私は助けようとした 全力で
全力で
全力で
聖也
www、夏綺やめろぉwww
夏綺
コショコショ〜
春
聖也くんが嫌がってるでしょ、
やめてあげなよ!
やめてあげなよ!
引き剥がそうとする
夏綺
は?
ガリっ
春
っ
私はこの状況を理解できなかった
手に痛みが走る
手の甲を引っかかれた
血、だ
春
(助けなければ良かった…)
春
見てみて、引っかかれちゃった…
紗良
大丈夫…?
春
うん、平気平気
先生
春さーん!
春
は、はい!
先生
手、大丈夫ですか?
春
っ
春
( ๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)ノ"
春
(私があんなことしたから、
みんながこんな目に…)
みんながこんな目に…)
先生
夏綺さん!
夏綺
はい〜?
先生
春さんが痛くて泣いてますよ!
夏綺
ごめんなさい
先生
保健室行ってきていいですよ
私の…トラウマ…
なんで私は…
聖也くんを好きになったんだろう…
私が好きにならなければ、 みんながいい気持ちで過ごせるのに。 私も、彼も、みんな。
私の…せいだ!
私なんて、
大っ嫌い!
ここまではまだ良かった
まだ
あれから私は、 暗くなった
先生
みなさん、おはようございます
聖也
おはようございます、先生
鈴
先生、今日、席替えの日ですよ!
春
席替え、か…
先生
そうだったわ、じゃあ
みなさん席に着いてください
みなさん席に着いてください
席替えで私の前の席になったのは、
夏綺
よろしく!
夏綺だった
春
よ、よろしく
なんで神様は、 嫌いな人の近くにさせるのですか…?
先生
班で音読してください
春
(班、か。
夏綺の隣じゃん)
夏綺の隣じゃん)
夏綺
はじめよーぜ
麗奈
ーーーーーー
夏綺
ーーーーーー
紗良
ーーーーーー
春
ーーーーーー
先生
そこまで!
机直してくださーい!
机直してくださーい!
春
夏綺くん、机戻しなよ
夏綺
ーーーーーー
麗奈
ーーーーーー
春
ねぇ…
ドン
春
あ…
机を思いっきりぶつけてしまった…
夏綺
いってー!
春
あ…
ごめんなさい っていう言葉は、私の喉を 通らなかった。 このことを後悔することも知らずに
夏綺
春ちゃんって力強いんだね
春
ま、まぁ、ね
その日、私は暗さに磨きがかかり、 怖くなった
その日から噂が広がったのか、 いつものように話していた男子たちが、 私に話しかけなくなった
春
寂しい、な
春
なんでこんなことになったんだろう
春
はは、私のせいに決まってるじゃん
春
私なんで、死んでしまえばいいのに。
私はなんで生きているの?
なんの為に生きているの?
私が死んでも変わんないじゃん。
誰も悲しまない。
むしろ喜ばれる。
私が死んでも喜ぶなら、
それ以上嬉しいことは無いよ
私はなんで生きているの?
なんの為に生きているの?
私が死んでも変わんないじゃん。
誰も悲しまない。
むしろ喜ばれる。
私が死んでも喜ぶなら、
それ以上嬉しいことは無いよ
その日から私は、毎日 すごい量の涙を流した。
毎日。 1日も欠かさずに
泣きたくないけど、 思い出したら泣いてしまう
春
生きづらいなぁ
これが私の過去だ。
一生消えない過去だ。
思い出しただけで泣く、 トラウマだ
その日から、泣くだけ。 心から笑える日は、1日もなかった
ぬし
どうだった!?
ぬし
私に過去が結構明かされたけど…
ぬし
これは冗談抜きで、
ガチであった話
ガチであった話
ぬし
今なんて男友達なんて一人もいないよ
ぬし
話しかけてくれないし、
話したら怖がられるから、
喋れないし
話したら怖がられるから、
喋れないし
ぬし
長くなってごめん!
じゃあね!
じゃあね!
ぬし
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