この作品はいかがでしたか?
739
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リクエスト短編のホラー系が見たいって言ったので
正直ホラーわかんないんすけどどうぞ!w
トントン
俺は外の日差しを受け、目が覚める
トントン
日差しを見て呟く
立ち上がる、体が軽い
きっとしっかり寝たからだ
(ホラー系としか言われてないので勝手にキャラ決めました←報告遅)
ガチャっ
トントン
苦笑い混じりにドアを見ると
寂しい顔でぐるさんが立っていた
トントン
トントン
グルッペン
彼は下を向き、俺の言葉に返事をしてくれない
トントン
グルッペン
トントン
グルッペン
トントン
なにを言っているのかさっぱりわからず
困り顔で笑った
グルッペン
そういうとグルさんは部屋を出て行った
トントン
トントン
トントン
そんな風に茶化したが、怖くて追いかけれなかった
トントン
少し、時間を空け部屋を出た
みんなが俺の視界に映るが
俺はみんなの視界に映ってないみたいだ
トントン
トントン
コネシマ
コネシマ
トントン
トントン
俺の声は届かなかった
トントン
“無視する?”
トントン
トントン
1人うつむきながら悩んでも
誰も声をかけてくれない
朝の出来事からして、夢だと信じたい
トントン
たまたま前をエミさんが通った
エーミール
トントン
俺は手を伸ばした
届く距離だった
トントン
俺の手は、エミさんの体を透けていき、そのまま通り越した
唖然としている俺をおいて、エミさんはそのまま何処かへ行ってしまった
トントン
トントン
トントン
自然と涙が溢れた
どうしてみんなと話せないのか、触れれないのか
俺は何か悪いことでもしたのだろうか?
トントン
トントン
両手で顔を覆う
それでも、溢れんばかりと涙が伝う
???
トントン
何処からか声がした
すぐに後ろを見た
そこには……
しんぺい神
しんぺいがおった
トントン
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
トントン
しんぺい神
トントン
トントン
しんぺい神
しんぺい神
トントン
トントン
トントン
しんぺいの肩を揺らそうとして、手を止めた
また、“透ける”から
しんぺい神
しんぺい神
トントン
恐る恐る、手を差し出す
その手は温かいしんぺいさんの手で包まれた
トントン
涙が止まらなかった
今日、初めて喋って、触れれた人
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
トントン
しんぺい神
しんぺいさんは、悲しく笑うと手の力が強くなった
しんぺい神
しんぺい神
“死んでるんだよ”
トントン
トントン
トントン
そんな、嘘だ
そりゃ、みんなから見えてないけど
こうやって、しんぺいさんは見てくれてる
俺は、死んでなんかない
これもまた夢だ、悪夢なんだ
しんぺい神
しんぺい神
地面が燃える
どこからともなく、銃声、悲鳴、怒声、色々聞こえて
ごっちゃに混ざった
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
トントン
グルッペン
前から1人の男が剣を片手に走ってきた
それ先にはグルさんが
ダメだ、あの距離だったら間に合わない
引き金を引くグルさんが視界の端に見えた
でも、もう剣との間は少ししかない
トントン
グルッペン
その刃の先は俺の横腹に刺さる
何か、温かいものがどろどろと体が抜け落ちるように溢れていく
その感触は妙に気持ちが良かった
トントン
荒い呼吸になる
俺は、そのまま座り込んだ
グルッペン
グルさんが剣を持った男の眉間に弾丸を埋め込む
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
喋る事も、ろくに出来ず、ただグルさんの言葉に耳を貸した
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
グルッペン
グルッペン
トントン
俺の手は、ぐったりと垂れ下がり
瞼は閉じていた
グルさんの手の中で死んでいく
グルッペン
グルッペン
そのあとグルさんが俺の体を何度も揺らした
その場で動けなくなっている俺たちを見て
ロボロとゾムが引き剥がしてくれた
グルッペン
グルッペン
グルッペン
しんぺい神
しんぺい神
トントン
トントン
そうだ、俺死んでたわ
グルさんを守ろうとして…
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
トントン
俺は、忘れていた
今、ここに立っている意味を
トントン
トントン
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
トントン
トントン
俺は、強くしんぺいを見た
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
トントン
しんぺい神
しんぺい神
しんぺいは、悲しく笑った
トントン
しんぺい神
トントン
しんぺいから伝えられたのは
数十分、姿を生者に見せ、会話ができるが
その後は、魂が保たれず、そのままあの世に送られるらしい
まあ、だから俺がもうここにおってみんなを見ることもできない
トントン
トントン
みんなと会話できなくても、見てられるならまだよかった
だけど、未練を果たせずずっとここにいて
そして、もしその方法を選んだとしても、自分が消えてしまうなんて
トントン
もう、踏んだり蹴ったりじゃねぇか
しんぺい神
しんぺい神
そう言うとしんぺいは消え去った
トントン
頭を抱えていると
たまたま前をグルさんが通った
その手にはしっかりと赤い花を掴んでいた
トントン
グルッペン
無言で俺を通り過ぎる
なんとなく俺はついていった
トントン
そこは夕日の見える崖の上だった
俺が、グルさんに誓いを結んだ場所でもあった
グルッペン
トントン
わかりやすく、そこには盛り上がった土に上から杭がされていた
手作り感ハンパない墓のようなものだった
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
グルッペン
花が添えられる
そのとき俺の胸がひどく傷んだ
トントン
トントン
トントン
しんぺい神
俺はしばらくグルさんを強く見つめ
トントン
トントン
しんぺい神
しんぺい神
グルッペン
元気がないグルッペン
しんぺい神
しんぺい神
グルッペン
しんぺいが手を振るった
すると魔法みたいに、キラキラと輝き
そこには……
トントン
グルッペン
しんぺい神
しんぺい神
そういってしんぺいは俺を見た
トントン
トントン
グルッペン
グルッペン
トントン
苦く笑った
グルさんの目はとても潤んでいる
トントン
トントン
トントン
トントン
トントン
トントン
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
トントン
どんどん俯いてしまう
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
トントン
グルッペン
トントン
トントン
トントン
トントン
トントン
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルさんは苦く笑いながらも涙が伝っていた
トントン
トントン
トントン
しんぺい神
トントン
トントン
グルッペン
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
そう言うと俺の体が少しずつ光り始めた
そして外側から内側へ体が消えていく
感覚もなくなり、俺はもう考えることもやめた
トントン
トントン
トントン
最後まで笑い続けた
グルッペン
グルさんも笑ってくれた
トントン
それを脳裏に焼き付け
そのまま目を閉じ身を任せた
視点切り替え
グルッペン
俺の目の前で塵のように消えていった
グルッペン
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
そうやって優しく微笑んでくれた
数年後
グルッペン
グルッペン
トントンが俺に勇気を与えてくれたから
グルッペン
思い出に浸っていると
目の前から子供が駆けてきた
グルッペン
子供
子供の持っていたパンが落ちた
グルッペン
俺はそれを拾い、子供に差し出した
そのとき俺はピンと来た
グルッペン
子供
その子供は、とても
グルッペン
グルッペン
彼奴とおんなじ目をしていた
グルッペン
グルッペン
グルッペン
俺は、手を差し伸べた
コメント
19件
みかん→待って、そんなの嬉しすぎるんだけど()
ねえねえすらいむすらいむ久しぶりにねTERROR見ようと思ってすらいむの作品(これ)見たら泣いちゃったんだが?(((すこ。
うぅー( ̄^ ̄゜)