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コメント
14件
あー、自分のこと攻めるタイプか そういや私そういうキャラ作ったことないな、、、どっかで作るか
ぁぁぁぁぁ…過去編が暗すぎる…好きだ…() 最後の■は何が入るんだろうか…(((
うわあぁ……あぁ……😢 ヴァレテインさんの過去めちゃくちゃ重いし第1話を見るに芦瀬さんも絶対重い過去持ちなのが本当に…。 そりゃあ魔女狩りの話になった時にあんな反応なりますよねぇ…。
ヴァレテイン視点
キッチンでコーヒーを淹れて両手に持ち、彼女が待つ部屋に移動する。多めに注いだため気を抜けば確実に零れる。掃除は面倒くさいからそれは避けないといけない。ちゃんと計算して注げばよかった。
こういうときに瞬間移動系の魔法が使えれば楽だけど、そうはいかない。さっき彼女が言った通り僕は「祝福の力」しか使えないから。
ヴァレテイン・イターニティ
美衣 芦瀬
美衣 芦瀬
ヴァレテイン・イターニティ
美衣 芦瀬
そう文句を言いつつも彼女はコーヒーを飲み込む。元気が無くなったような彼女を少し気にしながら僕もコーヒーを口にした。
ヴァレテイン・イターニティ
入るつもりはないが彼女の活動を批判しているわけじゃない。僕以外の人を捕まえればいいだけの話だ。彼女はというとカップをテーブルに置き、真剣そうに僕を見つめた。
美衣 芦瀬
ヴァレテイン・イターニティ
美衣 芦瀬
そんな風に他愛もない話を何分か、何時間か続けた後、芦瀬が腕時計を気にし始めたため、お開きになった。
美衣 芦瀬
確かに毎日毎日鬱陶しいとは思うが、彼女を追い出したことは一度もない。こうして振り返ってみると、僕はずいぶん彼女に甘いのかもしれない。
ヴァレテイン・イターニティ
ヴァレテイン・イターニティ
美衣 芦瀬
ヴァレテイン・イターニティ
美衣 芦瀬
やっぱりこいつ反省してないな。最初から期待してなかったけど。
ヴァレテイン・イターニティ
美衣 芦瀬
彼女は笑いながらドアノブに手を掛けた…かと思いきやこちらを振り返り、不安そうに言った。
美衣 芦瀬
ヴァレテイン・イターニティ
美衣 芦瀬
確かに毒は苦しいかもしれない。多めに入れておこう。
ヴァレテイン・イターニティ
美衣 芦瀬
彼女はわざとらしい笑みを浮かべて部屋を出て行った。…遠くから玄関の扉を開く音が聞こえたのはその数秒後だった。僕は彼女が完全にいなくなったのを確認してから玄関の扉に鍵をかけた。
あいつに親切にするほど僕は優しい人間じゃない。…それは彼女も分かっているはず。
ヴァレテイン・イターニティ
僕は床に落ちた魔道具を隅にどかし、床に寝転がった。
ヴァレテイン・イターニティ
体力が無いのもあるだろうが、あいつの対応は疲れる。明日…いや今日あいつの家に隕石でも直撃しないかな。祝福の力使えば行ける気がする。いや、祝福の神の許可を得ないと使えない不便な魔術だから無理かな。
…もう何もする気が起きないし今日はもう寝よう。そう思い、その場で仰向けになり目を閉じた。ベッドに移動するのさえ面倒くさかった。
ヴァレテイン・イターニティ
どうしてこんなに何事にもやる気が起きなくなったんだっけ。昔はこんなじゃなくて、周りにたくさん人がいて、美味しいご飯も食べれて、あの子もいて…
「ヴァレが魔女なら俺も魔女になる!魔術の勉強頑張って絶対魔女になるから!」
「え?なんで魔女になりたかったのか…?ヴァレが魔女だからかな?俺、ヴァレのこと昔から尊敬してるんだよ!」
「だから、俺今すっげー幸せ!出会ってくれてありがとうな!ヴァレ!」
ヴァレテイン・イターニティ
「…多分さ、お前を火炙りにしないとあのイカレ王は魔女狩り令を取り消さないと思うんだよ。」
「お前、着替え用の服持ってるだろ?それ貸してくれ。あと黒色の絵の具…」
「…ヴァレだけは生き残れよ。…他人の事は考えずにどっか遠いとこに逃げろ。…約束な。」
君は呪われた炎の上にいた。遠くでただ見ている僕を見ていつもみたいに笑っていた。そして彼は救いを求めて煙を吸って死んだ。…僕は何もできなかった。
ヴァレテイン・イターニティ
「弱虫。」
ヴァレテイン・イターニティ
「お前が死ねばよかったんだ。」
ヴァレテイン・イターニティ
「結局お前は見ているままだった。捕まえられてた魔女達も助けずにお前は逃げた。」
「お前なんか大嫌いだよ。期待外れだ。」
ヴァレテイン・イターニティ
ヴァレテイン・イターニティ
今も時々「あの子」の声の幻聴が聞こえる。昔からずっと続いていたその声を聞く内に「あの子」が本当に言っていた言葉は何なのかすら分からなくなってしまった。
…雨ヶ月 美羅(◼️◼️◼️◼️ ◼️◼️)、彼は僕のただ1人の親友で、命を賭けてまで僕のことを守ってくれた魔女…いや、英雄だった。