その少女は魔法が使える少女ですが、封印魔法をかけられてしまい魔法が使えないのです。
その少女はどうなるのでしょうか?
これからの少女の生き方を見ていきましょう。
この少女が死んでしまう時まで…。
ミーヤ
…。

ミーヤ
(どうして…私は閉じ込められているんだろう…。)

ミーヤ
(…毎日毎日薬を打たれて、蹴られたり殴られたりされる…。)

ミーヤ
(…痛い…いたい…いたい…?イタイ…)

ミーヤ
(…何も…感じれない…。)

ミーヤ
(…痛みも苦しみも辛さも何も感じない…私はやっと…解放されたの…?)

ミーヤ
…

ミーヤ
封印魔法が…邪魔だな…

ミーヤ
(どうして閉じ込めるのかだなんて関係無い。どうして感情が消えたのかなんて解放されたから。封印魔法が邪魔なら破壊してしまえば良いから。)

ミーヤ
…破壊の精霊よ神よ…今私を縛り付けているこの封印魔法を破壊せよ…!

ミーヤ
…壊れた。ここから出なきゃ…。でも、大人達がたくさん…来る…。

ミーヤ
…罠の精霊よ神よ 今ここに来ようとしている大人達に向かい罠を仕掛けよ…!
…殺人の精霊よ神よ その刃を大人達に向け放て…!

ザシュ
ザシュザシュザシュザシュ
ベチャベチャベチャ…
ボキボキボキボキボキボキ…
ミーヤ
…私は…何を…やってるのか…分からない…。けど、これからは…。

カナ
へぇ!凄いわね~!

ミーヤ
…誰。

カナ
私は魔法学園の先生 カナよ!

ミーヤ
…そう。魔法学園の先生がどうしてここに居るの…

カナ
見学していたら偶然巻き込まれちゃってテヘ

ミーヤ
…嘘ね。本当は私を勧誘しようと来たんでしょ…。

カナ
あら、バレちゃったわね!えぇ、そうよ!ミーヤ!来なさい!

ミーヤ
…嫌。魔法学園は人がたくさん居る…。
…それに…私は本で見た事以外全て知らないの…。
…何も教えてもらえなかったから…。
…私は助けなんて求めてもいなければ人がたくさん居る所に行こうと思わないから…。

カナ
残念。少し強引手段で行くわよ。

ミーヤ
…

カナ
ふぅ。

くらい。くらい。ここはどこ。
あのおんなは?
だれ、だれ?
わたしはだれ?
わたしは…ミーヤ
ミーヤ…
ミーヤ…?
まほうがくえん…
まほうつかい…
ミーヤ
…

カナ
目が覚めたわね?

ミーヤ
…私は誰とも仲良くする気は無いから。

カナ
えぇ、それでいいわ。

ユニユニ
今回はこれで終わりです!
