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バレーボールにおいて
ボールを落としては行けないのは
コートに響く音を合図に めくられるスコアボードから 明らかだった。
だけど〝繋ぐ〟と言う言葉の意味は
ずっと分からなかった。
だって単純な話、
バレーボールは点を入れた方が勝ち。
多くの球技は、そんなものだ。
だって〝そう言う競技〟だし。
蔓 日々希
蔓 日々希
百日 恵
百日 恵
始業式当日
蔓 日々希
派手に欠伸をした。
けれど目線は無い、皆浮かれている。
蔓 日々希
べ、と悪餓鬼のようにトゲのある 言葉を吐いては教室へ向かう。
今年はクラス替えが無いから 多分、恐らく、迷う事は無い。
蔓 日々希
蔓 日々希
何度も春を迎えていれば、 楽しみな気持ちは薄れていく。
と言うか最早、無いのだけれど。
玄関口
)数名の女子生徒の声
蔓 日々希
聞き慣れてしまった女子の声。
典型的な少女漫画の展開。
そこにいる奴らの気は知れない。
蔓 日々希
蔓 日々希
かなり毒っぽい言葉を吐いたが、 恨みとかは無い。
3年棟
)ガヤガヤ
蔓 日々希
蔓 日々希
クラスは何組だったかと確認の為、 スマホのメモアプリを開く。
瞬間、視界が暗闇に放られる。
???
蔓 日々希
舌打ちをして、 目を覆ったものを払いのける。
蔓 日々希
蔓 日々希
花巻 貴大
花巻貴大、去年から同じクラス。
バレー部同士で関わる事もあるけど ちょっとウザい。
蔓 日々希
花巻 貴大
花巻 貴大
蔓 日々希
花巻 貴大
蔓 日々希
適当に喋りながら、少し奥の方にある 3━3の教室へ向かった。
3━3教室
花巻 貴大
クラスメイト
教室に入った途端、花巻はクラスメイトに大きな声で挨拶をしていた。
巻き込まれない様に自分は後ろのドアから入る事にした。
蔓 日々希
クラスメイト2
蔓 日々希
後ろから入ったとて話しかけられない訳じゃない。
あんまり記憶のないクラスメイトに挨拶され、数秒後に返事をした。
蔓 日々希
スマホの時計を見てから、教室の時計を見る。
どちらも針は同じ位置を指している。
蔓 日々希
百日 恵
前のドアが開いて、見慣れた顔立ちと制服を着崩した中性的な人物が入って来る。
蔓 日々希
蔓 日々希
百日 恵
持っていたスマホを左手に移し、ひら、と手を振っておく。
こちらに気付いた恵は、茹ですぎたパスタみたいな軟さの挨拶で手を振り返してきた。
百日 恵
花巻 貴大
百日 恵
蔓 日々希
二人ともノリが軽い。
「きっしょ」と言いかけた口を閉じつつも顔は軽蔑の視線を浴びせていた。
蔓 日々希
蔓 日々希
百日 恵
花巻 貴大
百日 恵
蔓 日々希
百日 恵
花巻 貴大
蔓 日々希
そんなこんなで話していれば、担任が教室に入って来る。
もうすぐチャイムが鳴るようだ。
百日と花巻が制服をちゃんと着ようとしているのを横目に見ながら
机で頬杖をついて、始業式を待つ。