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その昔、神様は人類の中に八人の能力者を作った。 そのうち七名は七つの光と言われ、後の一人は闇属性の能力者だった。 その事を知った闇属性の能力者は数名の研究員と地球を出て、 後の七名を探していた。
理央
私も拐われた。 何人もの人間が試され、能力者である者を実験に、 そうでない者を奴隷にしていた。
理央
当時16だった私はそんなことも知らなかった。
理央
あれからもう五十年が経った。 私は光属性の能力者だった。 どうやら、能力者は能力が衰えたりしない限り、不老不死なんだそう。 勿論そんなの嬉しくない。
理央
私はもう悲しみも苦しみもない。 生きてる実感すらない。 私はずっとこのままなんだろうな。
理央
親や親族は殺され、地球の知人は少ない。 私をあいつの手に残すために、地球に帰らせないために。
優人
理央
また一人来た。 能力者?それとも、奴隷?
研究員
ドガッ(投げ入れられる。)
優人
優人
理央
理央
理央
優人
幼なじみだ。 彼の姿は若々しいままだ。
理央
優人
理央
優人
理央
私は彼の背中を泣き止むまで擦った。 なんて理不尽なやつなのだろう。
0001
理央
奴だ。 私の親も優人の親も殺した。 私達の不幸を喜ぶように笑う。
優人
優人の怯えている姿を見て、能力のありがたみをようやく感じた。
絶対にコイツを殺し、優人と地球に帰る。
理央
優人
理央
0001
少しずつ力を付けよう。 絶対に帰る。
コメント
2件
なんかすごい設定が!! 語彙ないけど小説上手すぎでは?私の初期の頃より上手くて泣く