TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

あの夏キミに言われた言葉が.

一覧ページ

「あの夏キミに言われた言葉が.」のメインビジュアル

あの夏キミに言われた言葉が.

1 - あの夏キミに言われた言葉が.

♥

745

2021年07月24日

シェアするシェアする
報告する

こんち、

誰か27、8以外につーわ できる人いますか😢

出来ればお昼終わったあとぐらい 1時頃からとか

友達居ないもんで 遊ぶ人いねんだ😢()

誰かの声聞いてたい、

できる人いたらコメ してくださぃ😖😖

僕が死んだらどうします?

学校の屋上での事だった

いつもと同じように 二人で並んで話している時 突然言われた一言

一瞬理解が出来なくて、 彼の顔を見るが 僕を映したままの彼の瞳は 何を考えているかよめなくて ただ見つめ合う

暑さのせいか それとも彼の発言のせいか 汗が首を伝う

瑚緑

何、言ってんの笑

やっと口から発せられたのは そんな言葉だった

瑠宇

…ッふ、笑笑

戸惑ったままの瑚緑を他所に 我慢できなかったとでも言うように 吹き出す瑠宇

その姿を見てまた 困惑する

瑠宇

嘘ですよ、

瑚緑

は、?

てへっと可愛らしく いたずらっぽく笑い瑠宇の視線が 瑚緑から外れる

瑠宇

死なないです、笑

瑠宇

…ね、

…ね、 そう言った瑠宇の顔は どこか儚く見えたが 嘘だと信じて瑚緑も馬鹿野郎と 瑠宇の頭を軽くたたく

瑠宇

った…!!

瑚緑

変な嘘つくなよ、

瑠宇

叩くことないじゃん!!

グチグチといつものように 言ってくる瑠宇を流し 空を見上げる

とても青空の日だった ―.

その数日後、彼が死んだ

休日の朝っぱらから かかってきた1本の電話

受話器を持った手が震える

:瑚緑くん、お葬式、 きてくれないかな…。

瑚緑

…ッ…はい、

振り絞って出した声も どこか震えているように感じた

彼のお葬式には沢山の人が 来ていた。

仲の良かった親友のアイツも来てて 瑠宇の顔を覗けば、泣き崩れていた

: 瑚緑くん、こっち 最後だから瑠宇に顔見せてあげて

゛最後 ゛

その言葉が脳に反響して 近づこうと進める足が 重くなる

寝ているようだった

瑚緑

ッ…。

少しいつもより白くなった肌に 薄く塗られた化粧

今にも起きて、 瑚緑ちゃんって呼んでくれそうで でも、起きることはなくて、。

気づけば視界はぼやけていて 彼の桶に涙がポタッと落ち 染みを作る

瑚緑

瑠宇くん…ッ…

白昼夢を見ていたようだった。 目の前で焼かれていって、 1時間程経って出てきた彼は あの可愛い姿はもうなくて 彼の生きていた証だけが残っていた

苦しくなる胸を抑え、 上手く掴めない箸で 彼の一つ一つのものを 拾わせてもらう

:今日は瑠宇のために来て下さり ありがとうございましたッ…

しゃくりあげた声でそう言い 頭を下げたのは彼の両親で それに続いて何人かが頭を下げた

用意された個室の 窓から外を眺める ゾロゾロと黒服で身を 纏った人達が出てくる

それをぼーっと眺めていると コンコンと遠慮げにドアが ノックされた

瑚緑

…はい、

開ければ目を少し腫らした 彼のお母さん

:瑚緑くん今日はありがとう、 瑠宇も喜んでるよ…笑

瑚緑

…、

:瑚緑くんには瑠宇のこと、 話しときたくて来たの。

直視出来ずにいた顔を パッとあげるとニコッといつもと 変わらない柔らかい笑みを 見せてくれた

彼が癌だったと知らされた。

知らなかった。 彼の口からもそんな様子を 見られなかったから

隠していたらしい。 親戚にも友達、親友にまで

瑚緑

…でもなんで僕に…

: いつっも言ってたの瑠宇が

瑚緑ちゃんは泣き虫だから。 直ぐに感情的になるから。 瑚緑ちゃんには僕が死んだ後に 言ってあげて、笑

瑚緑

ッ…馬鹿かよ…笑

あの時の言葉、 死んだらどうするって、

本気で考えてやれば 良かったのか。 いや、彼ならそんなことないし 忘れてとか言うんだろう。

瑚緑

馬鹿…お前の方が馬鹿だよ…笑笑

そう言ってまた涙が溢れた

瑚緑

久しぶり、瑠宇ちゃん

瑚緑

元気?

瑚緑

…て、お前はいつでも
元気そうだな、笑

瑚緑

…僕ね、大学ちゃんと
入れたよ。

瑚緑

ほら、前約束したでしょ
入れなかったらジュース奢りって

瑚緑

だから今回は僕の勝ちだね

瑚緑

…僕瑠宇ちゃんに
伝えてなかったことあったんだ。

瑚緑

…本当は昔から好きだった。

瑚緑

お前がいるうちに
言っときゃ良かったぁ〜笑笑

瑚緑

絶対顔赤くして
ふざけないでとか言ってたでしょ

瑚緑

…、

瑚緑

これ、瑠宇ちゃんの好きだった

瑚緑

ちゃんと感謝しろよ?、笑

瑚緑

…じゃ、また来るね。

瑚緑

ばいばい、

彼が返事でもしたかのように 春の風が瑚緑の頬を撫でた

久々にこーゆーのかいたぁ!笑、

誰かが亡くなっちゃうのってあんま 好きじゃないから書かないんだけど ドラマとか見るとたまにこーゆーの 書きたくなるんだよね、笑

はい、

リクエストはゆっくり書いて おりますので気長に待って いただけると幸いです、

それでは~

♡500⬆⬆

この作品はいかがでしたか?

745

コメント

17

ユーザー

うあぁぁぁ、泣くぅぅ((( やっぱりあこちゃは神だわ、

ユーザー

すきすぎてむり なく

ユーザー

ブクマ失礼します!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚