岡田 蓮
俺ら、3年の学級委員の前に会ってたっけ?
鈴木 萌
その前に、1回離してください
岡田 蓮
あ、ごめん
白石 澪
ねぇ、今萌と蓮くん抱き合ってたよ
桐谷 律
付き合ったのかな
白石 澪
どうだろね
桐谷 律
澪、聞いてほしいことがあるんだ
白石 澪
どうしたの?
桐谷 律
今日あったばっかりだし、まだまだ知らないこと多いと思う。それに喧嘩だってするかもしれない、もしかしたら澪がいじめられたりするかもしれないそんなときに支えてあげたい、苦しくなくても毎日支えてあげたいそう思えたの澪が初めてなんだ、僕は澪が好きです。付き合ってください!
白石 澪
律…(泣)
桐谷 律
え、ごめんどうしたの?
桐谷 律
場所変える?
白石 澪
うん、
桐谷 律
大丈夫?
白石 澪
律、ありがと(泣)
白石 澪
私も、律が好きです。私でよければ付き合ってください
桐谷 律
澪!
律が澪を抱きしめた
白石 澪
律!
澪が律を強く抱きしめ返した
桐谷 律
絶対幸せにするからな
白石 澪
ありがと〜
その頃萌たちは
岡田 蓮
それで、いつあったっけ?
鈴木 萌
中学1年生のとき図書委員だったの私
岡田 蓮
うん
鈴木 萌
私、先生に図書室まで段ボール箱運ぶように言われてて運んでたの蓮は、いつもいる仲いい子たちと一緒にいるときだった
岡田 蓮
うん
鈴木 萌
廊下ですれ違ったときに蓮と肩がぶつかって私がこけて段ボールから本が落ちたの
岡田 蓮
あ、そんなことあったような
鈴木 萌
そしたら、仲いい子たちも手伝ってくれて拾ってくれたの
岡田 蓮
うん
鈴木 萌
そしたら蓮、「重そうな荷物女子ひとりでなんて大変でしょ?」って言ってくれて
岡田 蓮
うん
鈴木 萌
私が、はいって言ったらね、俺が持っていくから着いてきてって言われて図書室の前まで運んでくれたの
岡田 蓮
なんとなく思い出した気がする
鈴木 萌
そしたら、ここから持っていきなって言われて私がここからですか?って聞いたらここからならお前が持っていったことになるだろって言ってくれたの
岡田 蓮
うん
鈴木 萌
その時の優しさと笑顔忘れられるわけないよ
岡田 蓮
そっか、あれ萌だったんだ
鈴木 萌
蓮、私その時から蓮のこと
岡田 蓮
だめ、言わないで
鈴木 萌
え?
岡田 蓮
それ、俺から言いたいから3年生になるまで待ってて
鈴木 萌
どうして待ってなきゃ行けないの?
岡田 蓮
それは…