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もう暗くなってきた…

亜子

そうだね…

そうだ、私の魔女の格好変じゃない?

亜子

うん!

良かったぁ…

亜子の黒猫もめっちゃ可愛い!

今日はハロウィン

街には、仮装をしている人がチラホラ居る

楽しー…ん?

亜子

どした?

ねぇ、亜子

あそこだけ人めっちゃ居ない?

亜子

うん

亜子

私もそう思った

大通りの方だね

亜子

行ってみよ!

仮装した人混みの中心に近づくと

仮装をした男の人が飴を配っていた

あんな人達見た事ない…

亜子

観光客かな?

観光客には見えないけどなぁ…

(地元の人?)

(見たことないなぁ…)

亜子

あ、澪!

亜子

やばいこっちに来る!

ほんとだ!

もう暗いし早く帰ろ!

これ以上人混みの中にいると

亜子とはぐれかねない

亜子ーっ

こっち!

手掴んで!!

亜子

う、うん…

そうしている間にも人は増え

亜子がいない…!

どうしよ…

はぐれてしまった

(探さないと…)

亜子ー!

亜子ーっっ!!

亜子((ムグッ

センラ

いきなり飴突っ込んでごめんなぁ?

センラ

大丈夫!この飴うまいから!

わはっはかあはなひて(わかったから離して)

センラ

いや

センラ

離すから

センラ

一つだけやって欲しいことある

はひ?(何?)

センラ

この飴食べて!

ひまたへてふかはひや(今食べてるから嫌)

センラ

いいから♪

わはっはよー(分かったよー)

((ゴックン

食べればいいんでしょ?

センラ

うん!

(亜子探さなきゃだし、早く食べよ…)

男の人が持っている飴を受け取る

包み紙を開くと

!?

(甘い匂い…)

(というか、もはや異臭!!)

(色が黄色と紫とか怪しいし)

(こんなの、食べられない…)

センラ

どうした、食べんの?

.........。

食べられない…

センラ

なんで?

色が怪しいし、匂いがすごい

センラ

…色って、どんな色?

センラ

そんなに怪しい色してる?

え…黄色と紫だけど

直感で怪しいっていうか…

センラ

匂いって?

すごい甘い匂いするじゃん!

ここまで来たら異臭だよ

こんな甘ったるい飴食べられない

ていうか、なんでそんなこと聞くの?

センラ

…ふーん

センラ

じゃあ、いいや

もういい?

センラ

うん

じゃあ私はここで!

(やば、亜子探さなきゃ)

亜子ー!

残された男は一人、飴を見つめる

センラ

甘ったるい飴…

センラ

そうか、あの女の子はもしかして…

センラ

でも

センラ

もしそうだとしたら…

センラ

………見つけた…?

やっと家に着いた…

ごめんね?

はぐれてからすぐ見つけられなかった…(><)

亜子

ううん!

亜子

こっちがありがとうだよ…!

亜子

てか、家まで送ってくれて良かったの?

うん!

暗いから、危ないでしょ?

亜子

…ありがとう(っ´>ω<))ω-`)

(可愛いぃ天使か!)

いいんだよ!

じゃあまた明日!

亜子

うん!

亜子

気を付けてね!

うん!

(ふー…)

(疲れたなぁ)

(晩御飯何にしよう…)

???

…見つけたっ

…は?

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