キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
生徒A
生徒A
生徒B
生徒A
担任
生徒A
生徒B
奏葉
担任
奏葉
担任
奏葉
奏葉
奏葉
生徒A
生徒B
生徒A
奏葉
生徒B
生徒A
生徒B
生徒A
奏葉
これがいつも通りの日常
学校では基本喋らない
いや、喋ることが出来ない
声が出ないわけじゃない
ただ人と喋るという行為が少し苦手なだけ
私が何か余計なことを言って相手を傷つけてしまったら
相手を不快にさせてしまったら
そう思うと喋れなくなる
原因は中学生の頃
奏葉
皐月
皐月は小学生の頃からの親友でとても仲が良かった
奏葉
皐月
皐月
奏葉
皐月
奏葉
皐月
奏葉
皐月
奏葉
皐月とは共通な趣味が多かった
私達はカフェ巡りが趣味だった
カフェの食べ物、飲み物全てが美味しくて趣味になった
カフェに行って食べながら皐月と話すのが大好きだった
でもある日少し気まずくなってしまった
喧嘩をしたわけではない
ただ…
皐月とは部活が一緒でバレー部に入っていた
私達二人ともバレーが大好きでよく二人で練習していた
同じ練習量
同じ練習メニュー
同じ筋トレ量
なのに…
顧問
バレー部皆
顧問
顧問
顧問
顧問
バレー部皆
顧問
バレー部皆
そう私の名前だけ呼ばれてしまったのだ
奏葉
皐月
きっと悔しくて仕方がないと思う
でも私にはどうすることもできない
話を聞いてあげることは出来るかもしれないけれど
選ばれた私に言うのは嫌だと思う
でも私はどんどん元気がなくなっていく皐月を見てられなくて
言ってしまったのだ
それは一緒に帰っている時に起こった
奏葉
皐月
奏葉
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
皐月
そう言って皐月は家とは真逆の方向に走っていった
私は追いかけることが出来なかった
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