紡
マイキー
紡
マイキー
なんて無邪気に笑いながら言う万次郎
マイキー
まったく、万次郎だから許しちゃうんだよな
紡
マイキー
先生
先生
すると先生がいきなりそんな事を言ってきた
紡
私はなんだか恥ずかしくなって全力で否定した
マイキー
万次郎は頬を膨らませて迫ってきた
か、かわぁ...
紡
マイキー
っ...このおおおおお
紡
マイキー
まぁ、こんなくだらないことで笑えるのが幸せなんだけどね
モブ子
万次郎と笑いあってるとモブ子が近寄ってきた
紡
モブ子
モブ子は友達の中ではまぁまぁ仲がいい
モブ子
紡
するとモブ子が手を差し出してきた
紡
モブ子が見せてきたのは何かに噛まれた後だった
モブ子
モブ子
モブ子
痛かった〜...と言いながら顔を顰めるモブ子
紡
でもなんだか少し顔が青白い気がする
紡
モブ子
紡
モブ子
紡
じゃあやっぱり...私の気の所為?
紡
そう言ってモブ子に絆創膏を渡した
モブ子
先生
丁度先生がそう言ったのでそれぞれ席に着いた
先生
モブ子
モブ子
授業中いきなりモブ子が席を立ち上がった
先生
モブ子の顔をよく見ると先程より青白くなっている
モブ子
先生
そう言ってモブ子はフラフラと教室を出ていった
紡
やっぱり具合悪かったのかな...
私はなんだか少し心配になった
授業が終わると大体万次郎は私の所へ来る
マイキー
紡
万次郎はいっつも寝るからね、
ドラケン
そうドラケンが笑いながら言う
紡
三ツ谷
三ツ谷
紡
三ツ谷はいつもいきなり現れる
だから毎回びっくりするんだよね、
エマ
するとエマもひょこっと出てきた
可愛い
紡
エマ
紡
リア充め...
ドラケン
確かにいつもなら圭介達も来るんだけど...
三ツ谷
マイキー
紡
ほんとに何やらかしたんだか
そんな風にみんなでいつもの様に集まって話していると
きゃああああ!!!
紡
叫び声が聞こえてきた
マイキー
紡
私はそう言い声のする方へ向かった
モブ美
モブ美
私が見た光景は
モブ子
モブ美
モブ子が女の子に噛み付き、血が大量に飛び散っていた
紡
うわあああ!?
その瞬間あちこちから叫び声が聞こえてきた
モブ男
なにこれ、
何が起きてるの、?
周りの人達が噛みつかれて
血だらけで、
死んでる
モブ美
紡
すると死んだハズの女の子がゴキゴキと骨を鳴らして起き上がった
モブ美
紡
ゾンビ...?
マイキー
紡
私はボーッとしていた所を万次郎に助けられた
紡
周りを見渡すとほとんどの人が感染している
これじゃあ...逃げ場がない、
マイキー
そう言って万次郎は私の手を引いて走った
そしてこれはまだ悪夢の始まりに過ぎない
私達の先には
もっと過酷な事が待っていた