学校崩壊

さっきから逃げ回っているが何処にも逃げ場がない

ﾄﾞｺﾞｯ！

何度殴り倒しても

万次郎も私もまだ噛まれてはいない

でもそれは時間の問題だろう

周りはもう血の海だ

万次郎がそう言った瞬間

ｶﾞﾀﾝｯ！！

奥の方から大量にゾンビが押し寄せてきた

流石にこの量は相手に出来ない

そう思った私は万次郎の手を引いて走った

もうそろそろ体力の限界が来ていた時

エマがこちらに向かって叫んでいた

万次郎がそう言いゾンビを避け理科室まで走った

ｶﾞｯ

しかし私は床に転がっていた死体に引っかかり転んでしまった

万次郎がそう叫んだ時にはもう私の周りにはゾンビが群がっていた

そう言ってこちらに来ようとした万次郎

するとドラケンが万次郎を必死に抑えていた

私が目を離していた隙にゾンビはもう私の目の前まで来ていた

逃げようとしたが足が震えて立ち上がれない

もうダメだ、そう思った時

ﾄﾞｶﾞｯ！

一虎が目の前に立っていた

そう一虎は言い理科室まで走った

何とか私達は理科室に駆け込み助かった

一虎はﾘﾝｯと鈴を鳴らして笑った

ギュッ

するといきなり誰かに抱きしめられた

万次郎は眉を下げそう言った

そう無理に笑ったがやっぱり怖かった

普通の不良なら殴れるのに、ゾンビは動けない程に怖かった

少し窓の外を見ると外も大変なことになっていた

すると三ツ谷がそう言い出した

確かに圭介達がどうなっているのかが心配だ

もし噛まれているのならば...

他の人たちみたいになっているのだろうか

そう不安に思っていると

そう万次郎が言った

そうだよね...圭介と千冬だもんね

ひなだってタケミッチが付いてる、！

一虎がそう言い少し古いテレビをつけた

緊急速報です。

東京都○○市で...

政府は東京都○○市周辺を封鎖するとの事です。

〜...それでは、次のニュースです。

私達はニュースの速報を聞いて絶望した

助けは...来ないってこと、？

じゃあ...私達は、どうなるの？

なりたくないよ