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「ねぇ、愛してよ。」
親友が包丁を向けて私にそう言った
私は呆れて
愛してるよ。
と言って親友を落ち着かせた
私から離れないでね。
そう言って親友は出てった
そっから親友は家にあまり来なくなった
これは3年前の昔話
親友は私に飽きてしまったみたい。
意味わかんないな
愛してって言ったのはそっちでしょ。
誰か私を愛して
溺れて死んじゃうぐらい愛して
どうしてみんなあっちに行っちゃうの
どうして私を1人にするの
そう考えていたら
気づいたら親友の家の前に立っていた
玄関を空け
台所に立って包丁を持つ
そしてこう言うの
「ねぇ、愛してよ。」
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作品ページ
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