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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

付き合ってないアメ日。

⚠️アメリカに特殊能力が宿ります。 甘々です

よう、視聴者共。 世界のHERO・アメリカ様だぜ!

突然だがお前らに聞きたいことがある。

お前らは "超能力" って信じてるか?

....おい、そんなに笑うな。こっちは真剣なんだぞ!

つー訳だから、今回はそれにまつわる不思議な話をしようか!

ピピピピピピ....

アメリカ

んん....るっせぇなぁ......

ピッ、と目覚ましの音を止めて のそのそと起き上がる。

憂鬱な朝の始まり。 起きる時のダルさが無けりゃ爽やかで眩しい日光が心地良いんだけどな....

アメリカ

......あ"ー...起きたくねぇ

そんな言葉とは裏腹に、手近にあったシャツを引っ掛けて羽織る。 するとその拍子に何か落としたようだ。

アメリカ

ん?......リモコン?

何故かリモコンが落ちていた。だがこんなリモコン見覚えがない....

若干の薄気味悪さを感じながらも、一応拾って胸ポケットに入れておく。 リビングでカナダにでも聞いてみるか。

アメリカ

さてと......カナダ〜!!ご飯何だー!?

俺は部屋のドアノブを捻って、1階へと降りて行った。

リビング:

アメリカ

Hey, brother!! Good morning♪
(やぁ、兄弟!! 良い朝だな♪)

カナダ

Good morning. 今日も朝から元気だね

リビングにいたカナダは、パンケーキを作っている最中だった。 ......すぐ近くにビッグサイズのメープル瓶が置いてあるのですぐ分かる。

一体どんだけ掛ける気だろう...とゲンナリしていると、 カナダがリモコンの存在に気付いた。

カナダ

あれ、胸ポケットのリモコンどうしたの?

アメリカ

え?カナダが置いたんじゃないのか?

カナダ

置かないよそんなもの。というかそんなリモコンうちにあったっけ?

カナダも知らないとは。このリモコン、一体何なのだろうか?

アメリカ

気味悪ィな...それにリモコンだけあってもTVは付かないんだぞ

言いながら、何気なくボタンを押してみる。

その瞬間、カナダの動きがピタッと止まった。

アメリカ

なぁ、親父にも聞いてみてくれないか......カナダ?

カナダ

分かりました。すぐお掛け致します。

アメリカ

...........は?

カナダの様子がおかしい。 こいつはこんな喋り方する奴じゃない。

薄気味悪すぎる。一体何が!?

アメリカ

お、おい待て!!

カナダ

はい。何でしょうか。

アメリカ

いきなりどうしたんだ...?何かのジョークか?

カナダ

ジョークではありません。

兄さんの仰せのままに動くのが僕のお仕事でございます。

アメリカ

カナダ......!?ハッ、まさかこのリモコンか!?

慌ててリモコンに手を伸ばす。 ピッとボタンを押すと、異様な雰囲気が一気に晴れた。

カナダ

......!あれ?僕何してたんだっけ....

今度こそいつものカナダだ。安心も程々に、俺は玄関へと走り出す。

玄関:

カナダ

兄さん!!どこ行くの!?

アメリカ

っ......!!

カナダの言葉も無視して、俺は家を飛び出した。

アメリカ

とりあえずこの辺でいいか......

何なんだこのリモコン。国を操れるのか?

アメリカ

何で....こんなもんが俺の部屋に......

項垂れる俺に、近寄ってきた者がいた。

日本

アメリカさん?

アメリカ

っっ......!!!!

日本だ。ぶっちゃけ今一番会いたくなかった。

コイツは俺の片想い相手だ。 そんな奴が俺の言う事何でも聞いてくれるなんてそんな状況になったら、俺は...

日本

あの、何か具合でも悪いんですか......?

アメリカ

...........

絶対にヤッてしまう......!!()

日本

あ、アメリカさん...?あのっ聞こえてますか......??

アメリカ

日本、今少し立て込んでてだな......

日本

........?そうなんですね。

あれ、そのリモコンどうしたんですか?

日本が少し背伸びをして胸ポケットのリモコンを覗き込む。 今近付かれるのかよ!?!?

その瞬間、僅かに桜のようないい匂いが俺の鼻をくすぐった。

アメリカ

................(AHHHHHHH!!!!!!!!やっべぇ日本マジでいい匂いする...ッ!!桜の香りってやつか!?つか背伸びしないと覗き込めねぇんだな...あ"ぁちっちゃくて可愛い今すぐ犯してぇこのリモコンをピッすればヤレるんだよなshits!!!!)

日本

......?(今日のアメリカさんは随分と大人しいな...)

もう我慢出来なかった。

アメリカは胸ポケットからリモコンを取り出し、 日本に向けた。

アメリカ

Sorry, 日本

ピッ。

日本

...........

アメリカ

に、日本?

日本

はい、何でしょうか。

来た、これだ。

いつも敬語だから、傍から見ても違和感は無い。 しかしアメリカは雰囲気が変わったのを本能で察した。

期待も混じえて恐る恐る質問をしてみる。

アメリカ

................お前の、仕事は?

日本

それは勿論、貴方様に仕えることでございます。

アメリカ

...........そうか

ガシッと日本の両腕を掴む。 しかし日本は顔色一つ変えずにアメリカの目を見据えている。

アメリカ

なら、さぁ。

"ちょっとだけ、イイコトしねぇ......?♥"

この世で一番、特殊能力を持たせてはいけない男・アメリカであった。

おわり。

どうも、主でございます。

思いつきって凄いですねぇ、アメさんがあんな風になっちゃうなんて。

因みに、このリモコンのネタは「とある科学の超電磁砲」というアニメの食蜂操祈ちゃんの能力からヒントを得ました。

超電磁砲くっそオモロいんでTERRORでも流行って欲しいなぁ...

変態力は随一・日本受け信者のわたあめだゾ☆

...........あーあ。あんなカワイイ子に生まれたい人生でした。

長くなっちゃいましたね。投稿頻度下がっても見てくれる心優しき方々のためにも、ここで終わりましょう。

あっその前に!!!

フォロワー500人、ありがとうございましたぁあああああ!!!!!!!

日本

以上です!

アメリカ

また見てくれよ!!

この作品はいかがでしたか?

1,431

コメント

12

ユーザー

続きをぉぉぉぉ!!!! あとそのリモコンいくらでくれますかね?

ユーザー

そのリモコンを私に頂戴!

ユーザー

500人おめでと!!!!!!!アメ公の下品さと下心が凄い分かった気がする…(?) じっと見とるでぇ〜

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