付き合ってないアメ日。
⚠️アメリカに特殊能力が宿ります。 甘々です
よう、視聴者共。 世界のHERO・アメリカ様だぜ!
突然だがお前らに聞きたいことがある。
お前らは "超能力" って信じてるか?
....おい、そんなに笑うな。こっちは真剣なんだぞ!
つー訳だから、今回はそれにまつわる不思議な話をしようか!
ピピピピピピ....
アメリカ
ピッ、と目覚ましの音を止めて のそのそと起き上がる。
憂鬱な朝の始まり。 起きる時のダルさが無けりゃ爽やかで眩しい日光が心地良いんだけどな....
アメリカ
そんな言葉とは裏腹に、手近にあったシャツを引っ掛けて羽織る。 するとその拍子に何か落としたようだ。
アメリカ
何故かリモコンが落ちていた。だがこんなリモコン見覚えがない....
若干の薄気味悪さを感じながらも、一応拾って胸ポケットに入れておく。 リビングでカナダにでも聞いてみるか。
アメリカ
俺は部屋のドアノブを捻って、1階へと降りて行った。
リビング:
アメリカ
カナダ
リビングにいたカナダは、パンケーキを作っている最中だった。 ......すぐ近くにビッグサイズのメープル瓶が置いてあるのですぐ分かる。
一体どんだけ掛ける気だろう...とゲンナリしていると、 カナダがリモコンの存在に気付いた。
カナダ
アメリカ
カナダ
カナダも知らないとは。このリモコン、一体何なのだろうか?
アメリカ
言いながら、何気なくボタンを押してみる。
その瞬間、カナダの動きがピタッと止まった。
アメリカ
カナダ
アメリカ
カナダの様子がおかしい。 こいつはこんな喋り方する奴じゃない。
薄気味悪すぎる。一体何が!?
アメリカ
カナダ
アメリカ
カナダ
アメリカ
慌ててリモコンに手を伸ばす。 ピッとボタンを押すと、異様な雰囲気が一気に晴れた。
カナダ
今度こそいつものカナダだ。安心も程々に、俺は玄関へと走り出す。
玄関:
カナダ
アメリカ
カナダの言葉も無視して、俺は家を飛び出した。
アメリカ
何なんだこのリモコン。国を操れるのか?
アメリカ
項垂れる俺に、近寄ってきた者がいた。
日本
アメリカ
日本だ。ぶっちゃけ今一番会いたくなかった。
コイツは俺の片想い相手だ。 そんな奴が俺の言う事何でも聞いてくれるなんてそんな状況になったら、俺は...
日本
アメリカ
絶対にヤッてしまう......!!()
日本
アメリカ
日本
日本が少し背伸びをして胸ポケットのリモコンを覗き込む。 今近付かれるのかよ!?!?
その瞬間、僅かに桜のようないい匂いが俺の鼻をくすぐった。
アメリカ
日本
もう我慢出来なかった。
アメリカは胸ポケットからリモコンを取り出し、 日本に向けた。
アメリカ
ピッ。
日本
アメリカ
日本
来た、これだ。
いつも敬語だから、傍から見ても違和感は無い。 しかしアメリカは雰囲気が変わったのを本能で察した。
期待も混じえて恐る恐る質問をしてみる。
アメリカ
日本
アメリカ
ガシッと日本の両腕を掴む。 しかし日本は顔色一つ変えずにアメリカの目を見据えている。
アメリカ
"ちょっとだけ、イイコトしねぇ......?♥"
この世で一番、特殊能力を持たせてはいけない男・アメリカであった。
おわり。
主
主
主
主
主
主
主
主
日本
アメリカ
コメント
12件
続きをぉぉぉぉ!!!! あとそのリモコンいくらでくれますかね?
そのリモコンを私に頂戴!
500人おめでと!!!!!!!アメ公の下品さと下心が凄い分かった気がする…(?) じっと見とるでぇ〜