テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
夢野ひより
1,781
79
94
noritama
189
僕は5年生。
学校に行く途中に、古い本屋さんがあるんだけど、
その本屋さんで、とても恐ろしいことがあった。
人には話せなかったけど、思いきって話すことにします。
その本屋さんは、僕が入学する前からあった。
学校の帰りにその本屋さんに行くようになったのは、小学3年生のころから。
だけどそのころにはもう古くて、本がゴチャゴチャに並んでいて、お客さんもあんまりいなかった。
僕がその本屋さんに行くのは、欲しい漫画が発売されたときだった。
新しい漫画をすぐに読みたかったから、学校の帰りにその本屋さんで買って、
家に帰って読んでいた。
薄暗い本屋のなかには、いつもおばあさんが座っていた。
いちばん奥のレジがあるところだ。
たまにパタパタと本と本棚を掃除していることもあったけど、
だいたいシーンとしていて、奥まで行っておばあさんがいるところがやっとわかるくらい。
だから、立ち読みしたって怒られなかった。
次の漫画の発売日、僕は友達と遊んでいて、本屋に行くのが遅くなった。
冬だったから、もう外は暗かった。
でも本屋さんは明かりがついていて、ホッとした。
どうしても帰ってその漫画が見たかったんだ。
重たい戸を開けてなかに入った。
ガチャ
いつもの様にシーンとしていた。
明かりだって暗い。漫画ををさがしたけど、みつからない…
僕
僕
おばあさん
おばあさん
お店の人なのにどうして、どこにあるか分からないのかな?
ちょっと怒りながら探したけど、いろんな雑誌が積もっていてなかなか見つからない…
僕
小さい声で文句を言いながら、わざと雑誌を乱暴にかきまわして
漫画を探した。
僕
コメント
2件
怖い… 続きが気になります(´;ω;`)