傘 村 ト ー タ 様
夏 と 罰 上
小 説 化 注 意
その日は、夏を嫌悪するには
十分すぎる空だった
汚れのない
青
がどれ程
憎らしかったか
理解など求めても無駄であろう
自分の存在は
この世界に1ミリたりとも傷を残せず
生
を受けたのも
神の気まぐれ
対して
全てから祝福されている
君は煌煌と
━━━
○○
君の屈託のない
笑顔
が私の喉を一掴み
絞めるでもなく、ただただ罪悪感を植え付ける
信頼も友情も
塗り潰しうる劣等感と
私は共生し続けるのか
君を壊してやりたいと思った
そんな自分を恥じてもいたが
一度でいい
聖人のような思考を歪めて
醜い内面を
えぐり出してやるのだ!
見ろ!見ろ!
○○
突き落とす
○○
……と。
━━━
━━━
○○
全てを知った君の顔に
私は青すぎる空を見たい
━━━
━━━
━━━
○○
ああああ
ごめん
ごめん
ごめん
ごめん
ごめん
ごめん
ごめん
もう無理だ
無理です…。
無理だ…。
許して
嗚呼
許して
○○
○○
神様