終わらぬ夜に君想ふ

私は物心つく前から皇のことが"嫌い"だった

特殊能力に頼ってばかりで努力せず『名家』という 地位を貰っている。

そんな皇のことがずーっと"嫌い"だった

そんな皇家は代々産屋敷家と繋がりがあった

耀哉様(後御館様)との時間だけが唯一気を許すことが許される、 娯楽の時間だった。

耀哉様にだけ唯一素を出すことができていることを 耀哉様は知っていた。

それを聞いた途端私は言葉を失った、

色んな気持ちが入り交じっていた、

悲しい、辛い、安心、孤独、怒り

色んな感情が入り交じって頭がおかしくなりそうだった

私は母様の考えていることをよんでしまった。

あぁ、やっぱり愛なんてなかった。本当に道具なんだ、私って。

少しでもどこかに愛があるかなって、信じてたのに。

少しでも信じようとした私が馬鹿みたい。

結局、私って、なんで生まれてきたんだろう、。

利用されるために生まれてきたの。

それならこんな命、いや、命といえるかも危うい。

数時間皇で暴れてその後産屋敷邸へ向かった

着物や顔は傷だらけ、 その姿は"名家"皇の人間だと思えない程だった

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝2400

過去編なのでいいねはそのままで！

気まぐれ大正コソコソ噂話 その１１ 恋華と耀哉様が出会ったのは恋華が齢5歳の時で、 蓮翔が亡くなったのは齢11歳程の時です。 当時は耀哉様のことを唯一気を許せる、 本当の兄のように慕っていた。 また、小さい頃から皇家の日頃のストレスのせいで 蓮翔にも素を出すことを恐れて素を出していなかったが、 いつまでも自分を思ってくれる蓮翔が大好きでした。 今まで現実逃避して母の考えている事を 読まないように極力気をつけていたが、 蓮翔が居なくなって母が完全に恋華達子供を 利用してるということを知ってしまい、 さらに追い打ちがかかって大嫌いになってしまいました、 (愛がない事に気づいてしまった)