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竈門炭治郎

しまった…!本部に行くのが遅れてしまった…!つい善逸を気にかけ過ぎていた…

ガタン!

竈門炭治郎

義勇さん!

その時、義勇さんからは、焦っているような匂いがした

あと、もう1つの匂い。薔薇のような匂い。

竈門炭治郎

義勇さん…?

冨岡義勇

っ……

冨岡義勇

来る、な…

竈門炭治郎

はい?

俺が義勇さんの前に回り込むと、義勇さんの口元から赤い花びらがパラパラと散っていた

冨岡義勇

っ!!来るな!!

蹴られてほとんど見えなかったが…あれは吐いていたのか?

花びらを…?? 嘘だ…

竈門炭治郎

いてて…

冨岡義勇

来るなと言っただろ!!どうしてお前は……ゲホッ…

竈門炭治郎

大丈夫ですか!?

俺は義勇さんの背中をさすった。そしたら義勇さんの口元からどんどん花びらが溢れてきた

冨岡義勇

…ごめんな

竈門炭治郎

え?

冨岡義勇

少し、ムキになり過ぎた…

冨岡義勇

…ごめん。

竈門炭治郎

そんなのいいんですよ。俺はずっと、義勇さんの側に居ますから。

冨岡義勇

……ありがとう

その時、初めて義勇さんが笑った。

辛いのに。

逃げ出したいだろうな。

早くあの闇から出たいだろうな。

竈門炭治郎

ごめんなさい……ほんとに…っ…

冨岡義勇

俺は、…謝られるのは好きではない。

竈門炭治郎

…義勇さん……

冨岡義勇

…あぁ

竈門炭治郎

義勇さん…どうしてそんなことになったんですか!!どうして…

竈門炭治郎

どうして自身の体を犠牲にしてまでそうやって守ろうとするんですか!!俺達は貴方達より弱いのに…!!

冨岡義勇

……

冨岡義勇

俺を、超えてみせてほしい

竈門炭治郎

え…?

冨岡義勇

強さが知り…

竈門炭治郎

俺はどうして貴方を超えなきゃならないんですか!!っ…無理なんですよ!!そんなの!叶いっこない!!何を考えてるんですか!もう…そんなこと出来ないのに…っ…

冨岡義勇

…炭治郎には、まだ希望がある

竈門炭治郎

もう…俺は何も出来ないんですよ俺は!!義勇さんがそんな姿になったことで…俺は立ち直れない…

冨岡義勇

俺は、

冨岡義勇

冨岡義勇

死んだ方が、マシなのか…?

竈門炭治郎

それなら俺が貴方の代わりに血反吐吐いて死にますよ…

冨岡義勇

…ごめん。

冨岡義勇

もう、辛い思いはさせたくない。何があっても、一緒にいたい。それは、叶うのか?

竈門炭治郎

え?

冨岡義勇

俺を超えることは叶わなくても、一緒にいられるということは、叶うのか?

竈門炭治郎

…義勇さんっ……

俺は思い切り義勇さんに抱きついた。

その時、義勇さんの左腕が無いのに気がついた

冨岡義勇

炭治郎?

竈門炭治郎

左腕…

冨岡義勇

鬼にやられた。

竈門炭治郎

やっぱり人庇って…少し、1人にさせてください…

冨岡義勇

…??

竈門炭治郎

どうして義勇さんがっ!!っ!!

俺は何度も攻め続け、身体を日輪刀で刺し続けた。

竈門炭治郎

もう嫌だ!逃げ出したいですよ…

冨岡義勇

炭治郎…っ

冨岡義勇

ごめんな…

冨岡義勇

ごめんっ…

冨岡義勇

炭治郎!!

竈門炭治郎

!?

冨岡義勇

え…

冨岡義勇

お前…その血…

竈門炭治郎

冨岡義勇

どうした!!その血!!

義勇さんは右手で優しく抱いてくれた。

暖かい…

冨岡義勇

…ぐっ…

俺の方に暖かい水滴が落ちてきた。

竈門炭治郎

泣かないで…ください…

竈門炭治郎

もう…諦めて…

冨岡義勇

諦める…?

冨岡義勇

それができると思うか…できない…

竈門炭治郎

諦めるのは、…簡単です…

冨岡義勇

言うのは簡単だ…でも俺は!!

竈門炭治郎

もういいですから…

冨岡義勇

俺は、誰も見捨てない

竈門炭治郎

…ぇ

冨岡義勇

そんなに頑固強い所嫌われる理由なのかもしれない

冨岡義勇

だから、俺は俺が嫌いだ

竈門炭治郎

泣いている義勇さんは…嫌いです。あの、包み込んでくれるような…

竈門炭治郎

笑顔で…生きて………

冨岡義勇

ごめんな…

冨岡義勇

ごめんな…ごめんな…

冨岡義勇

来世は…いや、次にまたチャンスがあるなら、

冨岡義勇

また、巡り会おう。伝えたいことがある。

ー好きだー

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