これから先、俺は誰も好きになれないと思っていた。

あの子と出会うまでは

俺のお父さんは俺が5歳のときに交通事故でなくなった。

本当は俺が…

俺だけが死ぬはずだったのに…

お父さんは俺のかわりになくなってしまった。

俺を助けてくれた

けど、お父さんは死んでしまった。

俺が…

俺だけが死ねばよかったのに…

そうすれば、今頃母さんも…

昔は優しかった母さんも今ではすっかり酒に溺れて

「桃が死ねばよかったのに…」って。

そんなの俺が一番思ってることだよ…

それから俺は人間を信じれなくなった。

だから友達もつくらなかったし、彼女もつくらなかった。

心から好きだと思う人がいないから

俺はこれから先、一生孤独なのかな…

その方がいいよね…

なに今さらこんなこと考えてるんだろ…

馬鹿馬鹿しい

はやく学校行こ…。

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

顔だけで好きにならないでほしい…

しゃべったことないだろ…

俺は学校中の誰もが知ってるらしい…

なんでだろ？

学校も居心地が悪くていやだな…

今日くらい、休んじゃおっかな…

珍しいとかいわないでほしいな

俺もみんなと同じ人間なんだから

特別扱いしないでほしい…

やっぱり家も学校も嫌だな…

屋上来ちゃった…

屋上が一番好きだな…

誰もいないし…

歌でも歌うか…

最近歌ってなかったからな…

誰だ！？

俺を知らないのか…？

いい名前だな…

この人なら信用してもいいのかな？

なにかすごい…

俺と同じような気がする…

赤…

第1話どうでしたか？

初めて連載かくので言葉が伝わりにくいところがあるかもしれませんが

少しでも「続き読みたい」と思ってもらえるような作品にしていきたいなと思っているので

これからも頑張ります！

一応時間がある日に続きを書いていければいいなと思ってるので

いつ上がるかは未定です

ということで、最後までみていただきありがとうございました！