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私は始めたばかりのバイト先の先輩に連れられて

人生初のホストクラブに行くことになった──

穂波沙弥

未怜ちゃんリラックスしてw

この人がバイト先の先輩

穂波沙弥(ほなみ さや)──

席に案内されソファに座った

しばらくして1人のホストが来た

顔を上げると──

神志那未怜

あ!!

相手のホストも同時に声を出した

少しだけ時間が止まったかのように固まった私たち。

その後ろからもう一人ホストが現れ──

瀬戸旭陽

なになに?お前ら知り合い?

瀬戸旭陽

なら奏多そっち付いて──

瀬戸くんを私の前に座らせるもう1人のホスト──

自己紹介をし、名刺を渡してきた

名刺を受け取ったあと

私はどうしたらいいかわならず黙り込んでしまった──

瀬戸くんも下を向いたまま──

瀬戸旭陽

何黙ってるんだよw

瀬戸奏多

旭陽!!ちょっと

瀬戸くんは旭陽という名の男の人を引っ張りその場を離れて行った───

慣れない場所に沙弥先輩と残された私───

穂波沙弥

知ってる子なの?

神志那未怜

え…

穂波沙弥

気まずそうだったから

神志那未怜

実は知ってる子で…

穂波沙弥

ここの店レベル高いんだよ!!

神志那未怜

そうなんですか?

沙弥先輩はよくホスト通いをしているようだ──

しばらくして2人が戻ってきた

瀬戸奏多

俺指名しろよ!!

神志那未怜

瀬戸奏多

周りにバレたらめんどうだから

神志那未怜

うん

瀬戸奏多

名前─知らねぇんだけど

神志那未怜

神志那未怜

瀬戸奏多

2人だけの秘密な?

そう言いながら私にグラスを渡してきた

グラスを受け取り、ふと彼を見た

彼は少し微笑むようにこっちを見ていた

ドキッ──

一瞬心臓が高鳴った気がした─

それから瀬戸くんと話しているうちにお互いを名前で呼び合うようになった───

旭陽さんは奏多と兄弟ということも知った──

瀬戸旭陽

そろそろ時間だけど、どうする?

旭陽さんの一言がものすごく寂しを物語った──

瀬戸奏多

未怜はどうする?

神志那未怜

沙弥先輩次第

穂波沙弥

今日は帰ろ

神志那未怜

じゃあ私も!!

瀬戸奏多

旭陽会計よろしく

なんだか寂しい気もするが

長居してバレるのもイヤだし…

会計を済ませ、席を立ち帰ろうとした時───

瀬戸奏多

未怜!!携帯貸して

神志那未怜

え?

瀬戸奏多

だめ?

私は鞄から携帯を出し奏多に渡す

手馴れたように私の携帯をいじり

瀬戸奏多

はい。お前の友達には内緒な?

と、言いながら返してきた画面を見ると──

【瀬戸 奏多】と登録されていた

神志那未怜

(私から連絡することはないだろう…

瀬戸奏多

お前の教えて?

と、私に携帯を渡してきた

仕方なく携帯を受け取り私のを登録して奏多に返す

神志那未怜

また明日!!

そう言って店を出た──

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