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君に染まるまで

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君に染まるまで

36 - 36話 R

♥

1,215

2025年12月24日

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俺に背を向けて走っていくじゃぱぱを 引き留めることは出来なかった。

yuan

(俺だってこんな風に
なりたくなかったよ……)

俺もいっぱい悩んだよ。

帰る家が同じ家族も 信頼できると思える友達も なにも持ってない俺には じゃぱぱしかいなかった。

"この人を失ってしまったら 俺には何が残るんだろう"

そんなことを考えて眠れない日もあった。

そのくらい、俺も辛かった。

yuan

はぁーー……
しっかりしろよ俺

普段は陥ることの無いネガティブな気持ちで いっぱいでその場にしゃがみ込んだ。

yuan

(正直落ち込む……けど
俺、全然諦めてないよ)

振られて悲しかったけど でもまだ全然好きだし、全く諦めてない。

だって、じゃぱぱまだ俺のこと好きじゃん。

さっきのじゃぱぱの目を見てればわかるよ。 バレバレ。

それに俺と今の彼氏どっちの方が好き?って これに答えられない時点でそれか答えでしょ

じゃぱぱは少なからず同情心をもって 彼氏に接してると思う。

あいつはそういうやつだから。

でも、最後は絶対俺を選ばせるよ。

tattsun

泣いて帰って来るのかと
思ってた

jpapa

なんで?

tattsun

いつもあいつに
泣かされてるやん

jpapa

……そんなことない

jpapa

てか、もう泣かないし!

tattsun

はは、そっか

あの後寒いから俺の家に入ったら お母さんがリビングから出てきた。

mother

こんな時間まで
遊んでたの?

mother

寒かったでしょ〜

jpapa

お母さんこれ捨てておいて

ポケットから箱を出してお母さんに手渡した。

mother

え、これなあに?

jpapa

もういらないから、捨てて

mother

あ、ちょっと!

お母さんの声が聞こえてないフリをして たっつんの手を引っ張って 階段を上がろうとしたらパッと手を離された。

tattsun

ごめん……
先にトイレ借りて
もいい、?

って気まずそうに言うから それがちょっと面白かった。

jpapa

あ、おかえり

たっつんがトイレを済ませて部屋に来て 適当にその辺に腰掛けた。

tattsun

……ね、さっきのもう1回
言ってくんね

jpapa

さっきの?

tattsun

好きって、もう一回
聞きたい

jpapa

え……

こう、改まった感じになると言いづらい。

さっきはほぼ流れみたいな感じだったし なにも考えてなかったから すんなり言えたけど 面と向かってだとやっぱり恥ずかしい。

でもうりに相談してたくらいだし たっつんも結構悩んでたんだよね、きっと。

jpapa

……好き

tattsun

……俺の方が大好き

jpapa

ずるい……

って俺がせっかく言ったのに上乗せしてきた。

uri

でさー明日一緒に
クリスマスマーケット
行くんだよ!

tattsun

へーそれで告白するん?

uri

んー初めて遊ぶし
まだわかんねえ

jpapa

いいね、頑張れ!

今日は12月24日。

3人でたっつんの家で クリスマスパーティー(?) をすることになった。

ケーキとかチキンとか色々デリバリーして ひたすらお喋りして気付いたら 4時間経ってた。

うりは冬休みに入る前に 部活の後輩のマネージャーの子に誘われて 明日はデートするみたい。

上手くいって欲しいな。

uri

もう日付回るなー

uri

俺そろそろ帰ろうかな

tattsun

明日頑張れよー

jpapa

雪で滑らないように
気を付けてね

uri

おう!

uri

じゃ2人とも熱い夜をー!

ニヤニヤしながらたっつんの背中を 強く叩いて帰って行った。

さっぎで全然意識してなかったのに 2人きりになった途端に緊張感が出てくる。

tattsun

もう0時になるな

jpapa

うん……

隣に座っていてお互いの顔は見えないし 触れてもいないけどどこか2人の間に 妙な静かな空気が流れていた。

jpapa

っ!

tattsun

はは……緊張してるん?

jpapa

し、してない……

手を握られただけなのに 心臓がドキドキして手汗も出てきた。

tattsun

そういえば
最近してなかったな

jpapa

そう、だね

手を引っ張られて立たされて そのままベッドに移動した。

久しぶりだし色々あったから 緊張してるのかもしれない。

それに今日はなんだかたっつんの雰囲気も 違うような気がする。

tattsun

……脱がせてもいい?

jpapa

なんで聞くの……

tattsun

えー、一応?

いつも聞いてこないのに……

やっぱり、今日はなんか違う。

tattsun

っん……!

jpapa

ぁっ……っぁぁ

これでもう何回目だろうか。

日付なんかとっくに越していて もうクリスマス当日になっていた。

久しぶりだからなのか 互い高揚していて終わる気配がない。

jpapa

たっつんっ……
もっと、っ

tattsun

はぁっ……
いや、そろそろ……

jpapa

はやく、きて……っ?

tattsun

っ……!あーもう

jpapa

っあっ……まっ

「気持ち良い」「もっとして欲しい」

俺の頭の中は既にこれで埋め尽くされていて もうシーツがグチョグチョだとかベッドが ギシギシ鳴ってうるさいこととか 全部どうでも良かった。

jpapa

はぁー……
ぁっ、またイく……

tattsun

はは、じゃぱぱトんでる

頬っぺをペシっと叩かれて 気付いたらたっつんが笑ってるのが見えた。

jpapa

たっつんも、きもち……?

tattsun

うん、気持ちいよ

jpapa

へへ……

なんだか頭がほわほわするな……

眠いのに、気持ち良くて寝れない感じ?

あれ、俺今なにしてるんだっけ。

なんでたっつんが上に乗ってるんだっけ。

……なんかもう全部どうでもいいや。

tattsun

じゃぱぱ、聞こえてる?

jpapa

んぇ……?

律動がピタッと止まって、目を開けた。

なんで、止まらないで、動いて欲しいのに。

tattsun

約束してほしいことが
あるんやけど

jpapa

(やくそく……?)

tattsun

もう嘘つかんといて欲しい

jpapa

うそ……?

tattsun

うん、嘘つかんで
これからは正直に話して

jpapa

ん……わかったから
はやく……

tattsun

約束やで

その後の記憶はなくて 俺は眠ってしまったみたいだった。

tattsun

次俺シャワーしてくるな

jpapa

いってらっしゃい〜

次の日、昼頃まで眠ってた俺たちは 起きてからシャワーをして シーツを洗って……って バタバタして大変だった。

今日は眠くてあんまり記憶がなくて でも約束したのは覚えてる。

なんでいきなりあんなこと 言ってきたんだろうって それだけずっと気になってたけど 聞けなかった。

たっつんもシャワーしてる間は 暇で寝っ転がって今日この後行く イルミネーション会場への行き方を スマホでは調べてた時だった。

『ゆあんくん』

いきなり画面にこの文字が出てきて 着信を知らせる音楽が流れ出した。

jpapa

(どうしよ……
どうしたらいい、?)

たっつんはシャワーに行ったばかりだし ドライヤーもあるから そんなすぐには戻って来ないと思う。

けどやっぱり怖いし また悲しませちゃうかなって 思ったら出れなかった。

jpapa

💬 ごめん
今電話できない

着信が切れた後にそう送った。

yuan

💬 少し早いけど
検査結果出たんだ

jpapa

え……

その文を見たらいきなり心臓がバクバクして スマホを持つ手が震えた。

1回スマホを裏返してベッドに置いて ドキドキする胸を落ち着かせるように抑えた。

ピコンと着信音がなって でもすぐには見れなかった。

jpapa

(怖い……見れない……)

しばらくベッドの傍に立ったまま 固まっていると 下からドライヤーの音が聞こえた。

もうすぐたっつんが戻ってくる__

そう思ったら身体が勝手にスマホを開いてた。

見てすぐに足の力が抜けて ぺたりと胸をついた。

jpapa

…なんで……

もうすぐたっつんが戻って来るのに。

さっき変えたばかりのシーツが どんどん湿っていく。

jpapa

っぅ……ばかっ……

『相手は俺じゃなかったよ 勝手なこと言ってるのもわかってる けど、もう1回俺の事考えて欲しい』

『ずっと待ってるから』

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コメント

39

ユーザー

たっつんに対して言った「好き」は本当の好きだったのかな?…… (NOアンチ)

ユーザー

は~い良い子で待ってます~す!

ユーザー

うわぁぁぁっ !! ,時期まで調整してるとか天才や . . プレゼント楽しみにしてますっ ♡ w 考察 ⇓ ?? ゆあんくんの言った「同情心をもって彼氏に接していると思う」って言っててまさにそれだなぁ~と思いました w 後,ゆあんくんが言った「だって、じゃぱぱまだ俺のこと好きじゃん」や、「それに俺と今の彼氏どっちが好き?って答えられないの時点でそれが答えでしょ」とか、

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