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蝶々を追いかけてるなな(くん?)の姿を切実に見たい() バブみ深いの最高かよ(º﹃º♡ )
親切な人で良かった!😭 悪い人だったらどこまでされてたか分からんからね…!( なな可愛いいぃぃ!✨ わたげふわふわしてたぁとか! ななと一緒に居たら毎日ポジティブに生きれそうw おつかい!頑張れななぁ!💪
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★シリーズ(◍•ᴗ•◍) 1話完結型を 思いつくまま不定期更新
■ねこミラクル■ エル(飼い主)✕うさぎ(元にゃん)
〈 迷子の迷子の元にゃんこ 〉 再掲 (※季節は春です)
広くもないリビングの、ソファやテーブルで更に面積の少なくなっとるその床に。
小さくもない成人男性と可愛いコちゃんが二人で、ひざを突き合せてわざわざ正座しとります。
そう、今日はちょっとお説教。 仕事の用事から帰ったら、俺の可愛えなながどこにもおらんくて。
10分、20分、待っても待っても帰ってこんからいよいよ探しに出ようと立ち上がった時、ようやくなながのんきに帰って来よったんです。
聞けば、洗濯物を干しとる所に飛んできた蝶をそのまま追って外に出ちゃったとか。
ほんで知らん人が親切に、角のスーパーまで送って来てくれたいうんやから!
L「···洗濯物は上手に干せました」
ナナ「上手?」 L「ここ最近でとても上達しました、なかなかのもんです」 ナナ「わー!すごいなおれ!」
L「すごいけどあかん」 ナナ「あかんか···」 L「ハンパにして外に出ちゃって、しかも迷子やなんて」
ナナ「あのね、しろいちょうちょがひらひら~って···どこいきたいんだろうって」 L「余計なとこで猫の習性が出たな」 ナナ「きになってしまいました」
L「大体どこまで行っちゃったんや?」 ナナ「しらないとこ」 L「···ごもっとも」
ナナ「でもちゃんとかえれたよ?」 L「通りかかった人が連れてきてくれたからです」
ナナ「いちごすーぱーはどこですかってきいた」 L「お、確かにいちごスーパーまで来れば5分でウチやもんな」
ナナ「そう、それでみちのせつめいをきいたんだけど、ぜんぜんわかんないっていったらいっしょにきてくれた」
L「ええ人やから良かったけど···危険やなぁもう」 ナナ「え、きけんなの?」
L「そういうのはできればお巡りさんにお願いすること」 ナナ「できなかったらちかくのひとでいい?」
L「······」 ナナ「あ、じゃあ、ちかくのひとにおまわりさんさがしてもらうようにします」
L「でもまぁ、取りあえず無事に帰ってきて良かったで」 ナナ「···しんぱいかけてごめんなさい」 L「おん、ほんまにマジですっげぇ心配したわ」
ナナ「もうおこってないの?」 L「ははっ、怒っとったらこうしてなでなでしとらんやろw」 なでなで ナナ「えへへ(*´︶`*)」
L「心配させんなよなぁ」 ナナ「ごめんなさい」
L「おん、でも···」 ナナ「でも?」
L「頑張ったな~、なな」 ぎゅっ
ナナ「そうかな?がんばった···かな?」 L「上手に人にきけたしお願いもできたし、後はきちんとお礼も言えたんやろ?」 ナナ「うん」
L「そこはえらかったで、ななは頑張った」 頭ぽんぽん
ナナ「じゃあ、ちゃんとまっててくれたえるくんもがんばったね!」 L「え?···あー、うん、頑張って待っとりました」
ナナ「ちゅうしゃじょうのはしっこのたんぽぽも、がんばってわたげふわふわしてた」 L「···うん?」
ナナ「みんなのがんばってるがあつまって、ちきゅうができあがっていくんだね!」
純粋な感性で生きてるななの目には、世の中の全てが精いっぱい頑張る姿に映っとるようです。
L「じゃあ空の雲も、足元の道路も、みんな頑張っとるんや?」 ナナ「そうだよ、だからおれもがんばる!」
L「ななはすごく頑張っとるよ、神様もちゃんと見とると思うで」 ちゅ、
ナナ「うん···/// だけど、かみさまよりもえるくんにみててほしいなぁ」
···だいじょうぶ。 だいじょうぶ安心してや、俺もうななしか見えてへんから。
END 次は初めてのおつかい! 心配だ···