TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)

《俺には愛なんて要らない。》 4_𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡

お疲れ様でーす

流星くんと同時にそう言い、

俺達はロッカーに戻った。

o.r

どこ飲み行く〜?

n.k

あー…

n.k

あ、この前めっちゃおしゃれなお店見つけたんすよ!

n.k

そこどうすか?

o.r

いいやん!

o.r

謙杜案内してな 笑

n.k

了解です 笑

〜到着〜

o.r

おぉ…、

o.r

やば

n.k

やっぱそうなりますよね 笑

o.r

ここバーなん?

n.k

多分、

o.r

めっちゃ種類あるやん

n.k

なんかライバル意識

o.r

な 笑

o.r

じゃ、早速飲も

2人で飲むのは久しぶりで

仕事とか、客の事とか

お互い思ってる事を話した。

段々顔が赤くなって、

少し熱くなってくる頃。

流星くんが俺に問いかけた。

o.r

謙杜、はさぁ

n.k

はい、

o.r

o.r

ぶっちゃけ道枝って人どーなん?

n.k

俺が思ったこと、

素直に言っていいんやろうか。

そう考えて

ちょっと迷ったけど

言うことにした。

n.k

…俺は

n.k

もう、あんまり関わらないようにしようと思ってます。

流星side

n.k

もう、あんまり関わらないようにしようと思ってます。

正直、そう聞いた瞬間

意味がわからんかった。

謙杜自身、あの人には 結構懐いてたと思う。

ずっとああいうのに興味なかった謙杜が

ちょっとでも、

人に懐くようになって

…嬉しかったし、安心した。

なのに、

急に「 関わらん 」とか

言われたら

どう反応すればええのか

わからんくなる。

o.r

…とりあえず、

o.r

理由は?

n.k

……

n.k

流星くんに、同性恋愛の難しさを聞いて

n.k

俺には…、無理なんじゃないかって思ったんです。

n.k

"愛される"ことを知らない、

n.k

"愛す"ことすら知らずに

n.k

今まで育ってきた俺が

n.k

異性、、ならまだしも

n.k

同性を好きになるなんて

n.k

まだ俺には難しいし

n.k

乗り越えられないなって。

n.k

やから

n.k

次、駿くんと会っても

n.k

あんま話さへんし

n.k

距離も保つ。

n.k

…そう、決めました。

o.r

っ、、

…俺の、せいなんかな。

大ちゃんと俺の話なんて しなければ

謙杜も楽に恋愛できたんかな。

謙杜が抱えた不安を、

今にでも無くしたいのに、

何故か俺は

なんも言えへんかった。

n.k

でも流星くんは

n.k

ちゃんと愛を知ってきた人なんで

n.k

きっと大丈夫です、(ニコッ

俺が…、愛を?

別に俺だって深い愛情を知って 育ってきた訳やない。

ほんまにそれが1番正しいんかな。

愛、とか、好きを知ってれば

良い恋愛ができるん…?

知らないからこそ

これから愛していけば いいんちゃうの、?

o.r

ほんまに

o.r

そうなんかな、

n.k

…え、?

o.r

いや

o.r

なんでもないで 笑

言いたいことも言えなくて

「 謙杜が決めたことやから 」

とか、そんなんばっか気にして

…俺、ほんとに、

友達なん、?

「 今日は沢山飲んで 」

「 俺の奢り 笑 」

って、流星くんが言った。

なんでかはわからへん。

断られるのが嫌いな流星くんに

そんなん言われたら

選択肢は YES on YES やん。

「 ありがとうございます 」

「 なんかすみません 笑 」

と言ってから

もう何時間経っただろう。

飲んで、飲んで、飲んで、

流石に飲みすぎた。

でも立つ気力もなくて、

駄目だって分かってても

…その場で寝てしまった。

あの…、お客さm

……

え?

駿佑side

今日はバイトで

買い出しとか色々頼まれたもんだから

謙杜が働いてるとこには 行けへんかった。

本当は…

会いたかったし、話したかった。

連絡先も交換してへんし

「 俺ほんまにバカ… 」

とか思いながらも

どんどん来る客に接客していく。

n.d

みっちー、

m.s

おわっ、!

m.s

って、大吾くんか…

m.s

まじびっくりした

n.d

ごめんごめん 笑

n.d

今日入ってたんやな

m.s

はい、無理やり頼まれました。

n.d

笑笑

n.d

店長 腹黒いもんなぁ 笑

m.s

人事やと思って…(泣

n.d

ごめんて 笑

なんて雑談しながら

バイトの時間はどんどん経っていって

そろそろ閉店 って頃、

酔いすぎて寝ている客を見つけた。

n.d

…あれ、どうするよ

m.s

いや、まじで寝るとかやばいっすよ

m.s

俺そんな勇気ないでーす

m.s

大吾くんお願いします👍🏻

n.d

いやなんでやねん

n.d

…あ、

n.d

俺店長に呼び出されてんねんなぁ〜

n.d

早く行かんと怒られるんよなぁ〜

m.s

……

m.s

分かりました、行きますよっ!!

n.d

ありがと 笑

m.s

あの…、お客さm

m.s

……

m.s

え?

n.d

みっちー?

n.d

どうし、、

n.d

n.d

流星、?

m.s

謙杜…。

n.d

じゃあ、気をつけて帰ってな

m.s

大吾くんも

n.d

おう 笑

n.d

おやすみ

m.s

(ペコッ

ブーン…

結局俺たちは

大吾くんが謙杜の友達を、

俺が謙杜を、タクシーで 自宅に連れて帰る事になった。

大吾くんから聞いた話によると

2人は付き合ってるらしい。

まぁ、体を重ねた仲だから

そうなるのは当たり前やろな。

大吾くんが一目惚れして

話しかけていったら

謙杜の友達も落ちたらしい。

……恋人同士ならまだしも

俺達はまだ会ったばかり。

俺は別にいいんだけど

謙杜が起きたら、 どういう反応をするか…。

俺のことなんてどうせ、 ただの変なやつとしか思ってない。

俺はこんなに好きなのに…。

m.s

あー…もう、、

早く、謙杜を俺の物にしたくて

俺だけを見て欲しくて。

m.s

こんな期待したって

m.s

無理なんやけどな、。

次のタクシーが来るのを待ちながら

俺の背中で熟睡してる謙杜。

体は熱く、

何杯も飲んだのかが伝わった。

n.k

ん、、

m.s

あっ、やべ

m.s

…謙杜、?

n.k

しゅ、

m.s

え?

n.k

しゅん…、

m.s

やっぱり、

謙杜はずるい。

俺、、

理性保てる、かな。

𝐍𝐞𝐱𝐭 💗500

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹

loading

この作品はいかがでしたか?

1,212

コメント

9

ユーザー

この物語くそ大好きです(*´`) 早く付き合えよ() 理性保たなくてもいいからな!道枝!!

ユーザー

も う こ の 物 語 だ い す こ 😿

ユーザー

早く付き合え ) )

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store