すれ違う花

ピンポーン

インターホンが鳴る.

俺はみんなかなと思い, 出迎えへと向かった.

俺は扉を開けると, そこにはDzl社メンバーが立っていた.

本当に子供っぽすぎるんだよなぁw

俺はお菓子を作りに, 台所へと向かった.

僕たちが探索をしようとした時, １つの物が僕たちの目に留まる.

それは僕達がqnにあげた花だ.

花は太陽光の光が照らされ, キラキラと輝いている.

ただよく見ると, 白薔薇の1本は折れているし､ もう1本は枯れている.

普通の人なら通り越すであろう花.

ただ僕達はその意味を, 知ってしまっていたから.

qnは僕達にこうなって欲しいと, 思ったのだろうか.

あのqnが………。

信じ難い事ではあったけど, 僕らはqnが望むなら……

なんだってする.

例えそれが, 人生を棒に振る物だとしても.

そして僕達は見つけてしまったんだ.

血の染み付いたカッターを, qnが苦しんいでいた形跡を.

僕らは今までなぜ気づけなかったのだろう.

大切なたった1人の仲間なのに……。

血は鮮明で鮮やかな朱色.

嗚呼やっぱりもう………

探索が終わった他メンが帰って来た.

でも少し俺に対して, ぎこちない様な気がした.

探検で何かあったのかな、？ と思ったが， 不思議と何故か喉の奥で声が止まる.

そう………。 声が出せなくなったみたいに.

結局みんな最後まで, ぎこちなかった気がする.

少し心配になったが, 声が喉に詰まったように何も発することが出来なかった.

ただただ, 見ているだけしかでしなかった.

その日からだ.

みんなが, “居なくなって”しまったのは.