それは突然の事だった
猫魔
猫鬼
兄ちゃんは黒軍軍長で偉かった
そして軍長のサク中心の白軍と戦っていた
これは僕が人間で言うと11歳の頃の話
猫魔
猫鬼
そして公園に着いた
そこが悲劇の始まりだった
猫魔
猫鬼
兄ちゃんはとっても優しくって強くって
弱い僕にとって憧れだった
兄弟で似てて優しいねと言われるけど
実際そうじゃないのかも
猫魔
猫鬼
猫魔
猫鬼
そして10分後
猫魔
猫鬼
猫魔
猫鬼
猫魔
兄ちゃんは手で口を塞がれどこかへ連れてかれた
猫魔
僕は泣きながら帰った
その後日
手紙が届いた
猫魔
猫魔
サク
サク
サク
サク
猫魔
猫魔
サク
サク
サク
猫魔
猫魔
僕は走った
疲れなど感じなかった
ただ助けたいだけだった…
猫魔
猫鬼
お兄ちゃんの体は疲れ切っていた
十字架にロープで貼り付けられ
今にも死にそうだった
猫魔
猫鬼
猫魔
猫鬼
その瞬間何かが現れた
サク
サク
サク
サク
猫魔
僕はショックで黙っていた
その瞬間兄ちゃんが瞬間移動をして
ギロチンに行った
猫魔
猫鬼
ポチッ
スイッチの音がハッキリと聞こえた後
ギロチンの刃が落ちて
血が飛び散った
猫魔
お兄ちゃんは炎の能力者であったので
血は少し生暖かい
猫鬼
猫魔
猫魔
そう…一瞬だけ喋った
僕が本で読んだ通りだった
猫魔
目の前は見てられなかった
親は亡くなって
兄ちゃんは処刑
僕は家に一人ぼっちで帰った
猫魔
夜は眠れなかった
当然だ
大切な兄ちゃんが居ない
いつもなら途中まで付き合ってくれる
そして後日
手紙が届いた
猫魔
猫魔
ニュースは兄ちゃんばっか
もう手紙は見たくなかったが
見てみた
猫魔
猫魔
①と書かれていた手紙
兄ちゃんの少し汚い字
見てるうちに涙が出てくる
猫魔
本当に開いた
今まで開かなかった金庫
僕の誕生日だった
猫魔
猫魔
猫魔
猫魔
でも今日は疲れていた
明日にしよう…
そして後日
猫魔
見つけた
けど手紙は入ってなく
クマのお腹を押せ
と書いてあった
僕に似ているぬいぐるみと一緒に
硬いクマのぬいぐるみがあった
こんなのいつ仕込んだんだよ
猫魔
すると兄ちゃんの声で
猫鬼
と流れ…そしてもう一度押すと
いつものあやす声と
もう一度押すと僕の好きなご飯のレシピと
兄ちゃんの好きなレシピが
口から出てきた
もう一度押すと最初に戻った
そして3番目は僕の好きだった本を10冊読んでいた
10日分も作ってくれていた
猫魔
猫魔
そして僕が15歳…
そう…今兄ちゃんが帰ってきた
本当にみくさんには感謝してる
猫魔
猫魔
猫鬼
猫鬼
猫鬼
今じゃ黒軍白軍戦いは終わり
妖怪内では
妖怪黒白大戦争
と言われている
人間界も妖魔界も
戦争はダメだと
今も誓っている
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