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VividBADSQUAD
その名を聞けば、誰もが口を揃えて言うだろう。
『アイツらは、あの夜を越える。』
と。
皆が期待をして、彼らの成長を見守っていた。
今日も彼らは、歌をうたう。
伝説の夜を越えることを目指して。
???
???
彰人
冬弥
父さん
不在着信
冬弥
冬弥
冬弥
冬弥
冬弥
冬弥
冬弥
そうは思っても、かけ直す気にはなれない。
俺は、スマホをそっとポケットにしまった。
冬弥
冬弥
冬弥
???
冬弥
冬弥
兄さん
冬弥
兄さん
冬弥
冬弥
兄さん
冬弥
冬弥
兄さん
兄さん
冬弥
父さん
父さん
冬弥
兄さん
冬弥
この有無を言わさぬ口調も
冬弥
冬弥
眉間によるシワも
本当は自分のことしか考えてないところも
兄さん
兄さん
兄さん
決められた道を歩くことは、誰でも幸せにする方法だと、信じているところも
冬弥
兄さん
それでも
冬弥
兄さん
俺の幸せは、俺が決める。
冬弥
冬弥
兄さん
冬弥
兄さんは黙ったまま、部屋に入ってしまった。
冬弥
冬弥
次の日
冬弥
冬弥
冬弥
すぐ側に、黒いワゴン車が止まっているのが見えた。
気にせず、横を通ろうとした時。
中から数人の男達が出てきた。
冬弥
男たちに無理やりワゴン車に乗せられる。
そこで我に返ったが、もう遅かった。
冬弥
男1
冬弥
恐怖で体が、固まったように動かなかった。
抵抗、できなかった。
…そこからのことは、もう考えたくない。
ただ痛みと恐怖に耐えていた。
男1
男2
冬弥
男1
男たちは、俺を車からおろすと、すぐに走り去ってしまった。
冬弥
冬弥
冬弥
どうやって家に帰ったかなんて、おぼえていなかった。