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莉子
じゃあ、宿題よろしくねー！
結衣
わかったよ…
莉子
間違えてたら容赦しないからね！
結衣
はい…
いつも莉子は学校のみんなをいじめていた。
体育の時間〜
莉子
えー？なんで私がやらなきゃいけないの？
蓮
だって準備はみんなでやってこそじゃないか
莉子
意味わかんないんだけど！
蓮
みんなもそう思うだろう？
みんな
……
結衣
莉子さんの言う通り…だと思う。
莉子
ほら結衣もみんなも言ってるじゃん！
莉子
殴られたいの？
蓮
…そこまで言うならわかったよ
莉子さんは休んでいて
莉子さんは休んでいて
莉子
それでいいんだよ！
そしてこれを気にみんな莉子を避ける様になりました。 ある夜のことです。
お父さん
莉子、今日はサンタが来る日だなぁ
莉子
うん！そうだね！プレゼント届くかな♪
お母さん
きっと届くわよ。
お母さん
莉子はいい子ですもの！
莉子
ふふっ！
そう、莉子は家では【いい子】を演じていたのです。 そして深夜2時〜
莉子
（よし、寝てるフリしてサンタの姿を見てやろう！）
？？？
……
ズシ…
莉子
（おっ！来たか！？）
莉子
ねえねえ！サンタさん！
？？？
ん？なんだい？
莉子
え？
そこにいたのはサンタではなく…… ブラックサンタでした。
ブラックサンタ
やぁ！僕は悪い子を連れ去るのが役目なんだ。
ということで君を連れて行くよ
ということで君を連れて行くよ
莉子
きゃあああっ！！
お父さん
なんの騒ぎだ！？
お母さん
莉子！！！
お父さん
莉子は！？
お母さん
いないわ…………
お母さん
どこへいったのかしら…？
この日以来莉子は学校にいなくなりました。
いや、この世からも……
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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