テラーノベル
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ザァザァザァ(波の音
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☆彡
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ザァザァザァ
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トッ
ざぶんっ
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ボコボコ
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疲れた
××年前 小さな病院で 1人の赤ん坊が産まれた。
う"ぇーーん"う"ぇーん"うぇーー!
mz母
看護師
看護師
看護師
う"えーんう"ぇー!!
ガタンガタン
看護師
看護師はその赤ん坊 を見るなり悲鳴を上げ 床に倒れ込んだ
その赤ん坊には 顔の皮膚がなかった
当然そんな赤ん坊 気味が悪い
母は俺を病院に 残して、何処かへ 行ってしまった
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看護師
俺は1歳にもなっていない内に 体重は15キロを超え 身長は100センチを超え 更には、悠長に言葉を話し始めた
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看護師
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看護師
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看護師
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看護師
看護師は俺に嘘を付いた
たが、どんな嘘でも いつかバレてしまう
俺が"それ"を知るのに 然程時間はかからなかった
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2歳になった俺は 探究心が芽生え始め 夜、病室を抜け出して 看護師を驚かそうと 暗い廊下で息を殺しながら 担当の女性看護師を待っていた
コツコツコツ
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看護師
看護師 2
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看護師 2
看護師
看護師
看護師 2
看護師
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俺はこの時 初めて自分の容姿 を知った
看護師
看護師
ガララ
看護師
看護師
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看護師
看護師
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看護師
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看護師
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看護師
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看護師
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看護師
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看護師
看護師
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看護師
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看護師
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看護師
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看護師
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看護師
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看護師
看護師
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看護師
看護師
カララ(窓を開ける
看護師
看護師
ドンッ
看護師
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俺は はじめて 人を殺した
病院を抜け出した後 俺は盗んだパーカーを着て ただあてもなく夜道を歩いていた
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警察
警察
警察
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警察
バタンッ
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警察
カララ(拳銃が落ちる
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スッ
警察
バンッッッッッ
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なぜか俺は警察を殺してしまった
恨みなんて微塵もなかったはず なのに、拳銃が俺のほうへ 流れてきた途端 警官への殺意が湧くのを感じて 銃声が鳴り響いた頃には 警官は死んでいた
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自分はバケモノなのだと 自覚した俺は 盗みと人殺しの日々を 送っていた頃、
とあることに気づいた
ふと電話ボックスを見た 時だった
電話ボックスを囲んでいる パーティションに映る 自分の顔を見た
また醜い顔が映し出されて いるのだろうと自虐して いた俺は反射した自分の顔に 衝撃を受けた
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俺が電話ボックスを 凝視していると 1人の一般人が歩いてきた
テクテク
一般人
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一般人
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一般人
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一般人
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一般人
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ドカッ
一般人
俺は動揺のあまり その一般人を殴ってしまった
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一般人
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タッタッタッ
一般人
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俺は無我夢中に走り 小さな公園にたどり着いた
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全力疾走して疲弊した俺は 水分を取ろうと噴射式水道を 使い喉を潤した
バシャバシャ
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飲み切れなかった水が 溜まって小さな水たまりに なり、鏡のようになっていた
俺は水たまりをジッと 見ていた
するとまたある変化に気づいた
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俺の顔は変わっていた
正確には美化された というのが正解だろうか
電話ボックスで見た時よりも 肌つやがよく、 寝不足のくまが消えていた
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自分が気味悪くて 仕方がなかった
だけど
以前の皮膚がなく 肉が丸出しだった頃よりは 断然マシだった
俺は悪行をすると美しくなる 特殊体質であることを理解した。 そして試行錯誤を繰りかえし 逆に善行すれば醜く あのバケモノだった頃に戻るという こともわかった。
またあのバケモノに戻る なんて冗談じゃない
悪行を繰り返し バケモノを跡形もなく 消滅させてやる
そして
いつか
バケモノから解放される日が来たら
そのときは
愛される子になりたい
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
ぬしちゃん
コメント
2件
めちゃくちゃいい!!🫶🫶🫶 やっぱ天才なんですね👊 続き頑張ります!