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奏太
りらん
りらん
りらん
りらん
奏太
りらん
りらん
奏太
りらん
りらん
奏太
奏太
りらん
りらん
りらん
りらん
りらん
その日、りらんが死んだ
蝉時雨が鳴り響くあの忌々しい昼ごろだった
なんの抵抗もなく、彼女は真っ逆さまに落ちてった
その悲報を知るのは俺しかいないんだ
伝えなければ
でも誰に伝える?
メリットはある?
強いていうなら…
3年教室前
奏太
伝えた
迷いなく伝えた相手だった
かさご
かさご
だが先輩は少し不思議そうに行き詰まっていた
かさご
奏太
りらん
奏太
信じられなかった
信じられるはずもなかった
死んだはずの李蘭が今、目の前にいるのだから
目の前で死に、目の前で生きてる
どういうことだ…?
奏太
りらん
こっちは笑い事じゃないぞ
死んでんだぞ?お前が
のうのうとして…
りらん
かさご
かさご
奏太
りらん
りらん
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