影山拓也
今日、
俺は高校を卒業した
松井奏
基俊介
佐藤新
影山拓也
基俊介
椿泰我
基俊介
鈴木大河
基俊介
基俊介
横原悠毅
松井奏
基俊介
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
影山拓也
基俊介
松井奏
基俊介
俺ら7人は1年の頃、クラスは違ったものの弁当を食べる時にそれぞれの友達関係で集まり
初対面ながら話が弾み仲良くなった
でも
あの頃は、あまり思い出したくない。
影山拓也
椿泰我
影山拓也
先生
影山拓也
先生
先生
2年後
横原悠毅
スマホのアラームで目覚め
時刻は
8時だった
大学2年にあがり、
バイトを増やした
今日は新しいカフェのバイト初日だ
横原悠毅
高校卒業してから一人暮らしを始めて
とにかく起きるのがだるい
9時からのバイトに遅れるから重い体を起こした
この時間の駅は人が地味に多いから嫌いだ
案の定満員電車でイライラする
横原悠毅
早くもやめたいと思ってしまった
そうこうしていると今日からバイトをするカフェに着いた
重い足取りで中に入った
中に入ると甘いスイーツの匂いがした
店内を見渡す
??
??
??
基俊介
横原悠毅
横原悠毅
基俊介
反射的に店を出た
店を出て走った
だけどすぐに腕を掴まれた
基俊介
基俊介
横原悠毅
基俊介
基俊介
横原悠毅
基俊介
横原悠毅
基俊介
基とは高校時代から疎遠になっていた
その理由は
基俊介
基俊介
基俊介
基俊介
基に限らずあの6人とは縁をきったつもりでいた
大学はみんなと違うところに入り
6人には嘘の大学を教えていた
LINEはブロックし削除。
縁を切りたい理由が
もう会いたくない理由が
俺にはあった
横原悠毅
手を振り払い
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
基俊介
横原悠毅
横原悠毅
少し見た基の顔に
涙が流れていたのは
気のせいだと信じたい
俺はそのまま駅まで走った
横原悠毅
久しぶりにこんなに走って
息切れがきつく、ベンチに座った
久しぶりに基に会って
おかしくなりそうだった
さっき基に言ったことは
全部嘘だった
横原悠毅
俺は電車に乗った
気づいたら電車で
よく分からない街まで来てしまった
雨が降ってきて
あの日がよぎった
影山拓也
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
あの日が、俺にとって
変わり果ててしまった理由だった
ポケットに入れた電話が鳴った
店長からだった
バイトは当たり前にもういいけそうになかった
電話に出る
横原悠毅
とだけ言って電話を切り
スマホの電源を切った
風がやけに冷たかった。
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