見てきたよん

あの日から僕はとても頑張って生きた

父、お姉ちゃんの言葉を信じて

この先にある光を求めて

頑張って生きた

でも、ある日の事________

私は、部屋で絵を描いていた

そうしたら、お母さんが部屋に入って来た

死んだわよ

僕はこの時、息さえも出来なかった

僕は今からどうすればいいのか分からなかった

お姉ちゃん… お姉ちゃんがいない世界で僕は生きられないよ

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数分程経った頃、

急に、お母さんが謝り出した

もちろん、僕は許したく無かった

というか意味が分からなかった

僕たちに与えた痛み、お姉ちゃんがいない生活

僕たちの苦しみを謝るだけで許せなかった

だけど、あのお母さんが本気で謝っている

本当にどうすれば良いのか分からなかった

その後、お母さんからお姉ちゃんからの手紙を貰った

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蒼葉へ

これを読んでるって事は、私は自殺しちゃったのかな？

ごめんね、蒼葉

蒼葉にあんな事言っておいて、自殺しちゃってごめんね

私、カッコ悪いなぁ〜

私ね、沢山我慢したけど、

もう、耐えられなかったんだ___

でも、蒼葉は私よりも面白くて…明るくて…

我慢強くて…友達思いで…

めっちゃ大好きだったよ！！

「死にたい」とかもう言うんじゃないよ〜？

でも、蒼葉は絶対にこの先に光があるから！！

楽しい人生が待ってるから！！

自分も死ぬんじゃ無くて、私の分まで生きてね

上から見てるからね！！

頑張ってね

バレーボールも頑張るんだぞ

妃優利

頑張ってね

そして、今に至る___