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Dom📕×Sub🙂④
※性描写があります
高校生、または高校生未満の方は
ご覧になれません
こちらを読まなくても⑤をご覧頂けます
Broooockは頭の中が真っ白になった
Broooock
音もなくそれは離れ――
そしてまたくっつけられる
まるで子供のようなキスだった
Broooock
Broooock
Broooock
キスをしている――
Broooock
Broooockは思わず
スマイルの両肩を掴んで引き離した
スマイル
スマイルは依然変わらず
ぽわぽわした眼でBroooockを見つめる
Broooock
Broooock
スマイル
思わずGlareが出そうになって
Broooockは深呼吸をして落ち着いた
スマイルを見れば
とろんとした目でBroooockを見つめている
恐らく――Subspaceに入っている
この状態のスマイルの対処法を誤れば――
またSubdropを起こしてしまう可能性がある
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
スマイル
スマイル
Broooock
そう言いながらBroooockは
自分の唇を指差す
スマイル
スマイルは小さく首を傾げた
Broooockは思わず唇を噛み締めた
Broooock
愛撫するキスを知らず
唇を合わせる行為だけをキスだと言い張る
いや――恐らく知識としてはあるはずだ
彼は洋画をよく見る
洋画にラブシーンはありきたりだろう
しかし彼はそれを
作品上の演出だと思い込んでいて
自分がそれをする立場にいることを
きっと知らないのだ
Broooock
Broooock
スマイル
スマイル
Broooock
スマイル
Broooock
Broooock
Broooock
スマイル
ふにゃふにゃとした滑舌の悪い口調で
スマイルは呟いた
Broooock
スマイル
求める目に応えて
Broooockはまたスマイルの顔にキスを落とす
キスを落とす度に
スマイルの身体が震えた
晒された腹部に手を滑らせ
Broooockはスマイルの脇腹を撫でる
スマイル
スマイルがBroooockに縋りついて来る
スマイルは今――
頭の中がBroooockでいっぱいのはずだ
他のことは何も考えられないはず――
Broooockに心の余裕が生まれ
Domとしての支配欲と嗜虐心が芽生える
Broooock
Broooock
スマイル
スマイルはゆっくりと腕の裾を引っ張ると
そっと手を服の中に引っ込めて
ゆるゆると上を脱いだ
スマイル
Broooock
スマイル
薄い胸板に手を滑らせる
びくびくと震えるスマイルの反応を見て
Broooockは至福に包まれる
なんでも言う事を聞いてくれるスマイル
何をしても許してくれるスマイル
Broooockは満面の笑みを浮かべた
Broooock
スマイル
スマイル
すりすりと肌をさすり
その指が胸の飾りを掠る
スマイル
とろんとしていたスマイルの目が
僅かに見開かれる
ゆらゆらと揺れた目が
Broooockを見つめてじわりと潤む
スマイル
Broooock
カリッ――♡
スマイル
爪でそれをひっかけば
スマイルが甘い声をあげる
Broooockはそんなスマイルに
もう我慢することをやめた
カリッ――♡
スマイル
カリカリッ――♡
スマイル
Broooock
スマイル
はふはふと短い呼吸を繰り返しながら
スマイルはBroooockの愛撫を享受する
Broooock
カリカリッ♡
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
どくんどくんと身体に熱が集まる
だめやいやだと拒絶する言葉を発しながら
スマイルは愛撫をまったく拒絶しない
それどころか――
Broooockの首に両腕を絡ませ
抱きついてくる
思わずBroooockはスマイルに
下半身を擦り付けてしまった
Broooock
スマイル
ぐりッ――♡
擦り付けた熱は
同じように固い熱で返されて
スマイルが興奮している事実と――
それを直に確認してしまった事と――
スマイルが自分の手でこうなっている事に
Broooockは痛い程興奮した
スマイル
スマイル
布越しに感じる熱に
自身の熱を押し付けると
スマイル
スマイルも僅かに腰を動かして
快楽を求めようとする
スマイル
そんな姿が可愛くて可愛くて
Broooockはよだれが出そうになって
舌なめずりをした
スマイル
スマイル
Broooock
スマイル
スマイルの腰が止まって
その腰をBroooockに押し付けてくる
びくびくと震えるそれを感じて
Broooockはぴくりと顔を歪めた
Broooock
Broooock
スマイル
ふるふると震えるスマイルが
怯えた表情に変わる
Broooockはそんなスマイルに
キスを落とした
Broooock
Broooock
Broooock
スマイル
スマイル
スマイル
Broooock
スマイル
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
スマイル
ビクンッ――!!
スマイルの熱が弾ける
スマイルは肩を震わせて
俯いてしまった
弾けた熱は
同時にBroooockの熱を打った
Broooock
吐精感にBroooockはぎゅ、と目を瞑り
その快感に耐え忍んだ
二人分の熱い吐息が部屋を包む
Broooockが緩く目を開けると
スマイルはシーツに後ろ髪をばら撒いて
少し顔を背けながら潤んだ視線だけで
Broooockを見つめていた
Broooock
スマイル
そっと手を頬に添えて
ゆるりとこちらを向かせ
Broooockはついに――
その唇に自らの唇を重ねた
スマイル
スマイルの薄くて小さな唇に吸い付いて
ちゅ、ちゅと音を鳴らしながら
何度もそうしてキスを重ね――
Broooockは舌の先端だけ出して
スマイルの唇を舐めた
スマイル
湿った感触に驚いたスマイルが
唇を開く
Broooockはその隙間に
恐る恐る舌を差し込んだ
スマイル
奥に引っ込んでいた熱に
自分の熱を合わせ
ゆるく擦る
Broooock
Broooock
Broooockは夢中になって
スマイルの唇を貪った
Broooock
そう認識すると
Broooockは瞑っていた目を開く
そこには
一所懸命Broooockに応える
スマイルがいる
Broooock
やがて耐え切れなくなったスマイルが
大きな口を開けた
スマイル
Broooockは素直にスマイルから離れて
大きく呼吸を繰り返すスマイルを見下ろした
Broooock
スマイル
スマイル
スマイルはBroooockに手を伸ばし
その腕がBroooockの首に絡みつく
Broooockは微笑むと
それに応えて顔を下ろした