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リクエスト!とま×のじゃでオメガバースです!
リクエストありがとうございます〜
それじゃstart
のじゃじゃ視点
中途半端な性格が大嫌いだった。
習い事も部活も学校も仕事も人間関係も、途中で辞めた。
そして俺はそろそろ人間すら辞めようと思っている。
俺はオメガバースという第二性があるこの世界が大嫌いだ。
俺は今日も昼間から公園で酒を飲んでいた。
のじゃじゃ
のじゃじゃ
のじゃじゃ
のじゃじゃ
もうお分かりだと思うが、俺は今絶賛自宅警備員中だ。
自宅警備員なんてたいそうな名前貰っちまったけど、所詮は救いようの無いニートだ。
のじゃじゃ
子ども:ママー、あの人なんでひとりでお歌歌ってるの?
ママ:シッ!あぁいう人には関わっちゃダメよ?
ママ:仕事も出来ない、社会からはみ出た人なんだから
のじゃじゃ
子ども:えぇ、そんな悪い人なの〜?
ママ:そうよ!悪い人。さ、あっち行きましょうね
子ども:はぁい
のじゃじゃ
のじゃじゃ
のじゃじゃ
のじゃじゃ
のじゃじゃ
のじゃじゃ
ヤケ酒で頭が回っていない俺は、子どもさえも性対象として見ていた。
Ωの俺は、生まれた時から希望なんてなかった。
何をするにも時間がかかったし、勉学はもっての外、運動も出来ない。それに加えADHDも患っている病人である。
高校だって中退した。俺は嫌なことから逃げ続けた。
その結果が今に至る。こんな大人になるくらいなら嫌なことから逃げなければ良かったと今更後悔している。
そんな俺は今、Ωとして体を売って生きている。
男なんざさらさら興味はないが、金のためならホモのフリをし腰を振った。
客が求めるものに全て応えた。 そこに拒否権などないのだ。
のじゃじゃ
アイツは今頃どうしてるだろう
ふと頭に高校時代に出来た人生で最初で最後の友人のことを思い出した。
のじゃじゃ
そう、アイツとはトーマスのことである。
トーマス視点
とーますくん
俺はとーます。中学校の体育教師をしている。
今日はバスケの授業があった。流石は男子校、試合は白熱した戦いになった。
とーますくん
俺は教師に誇りを持っている。収入も安定してるし、何よりも生徒達と交流できるのがいちばんのやりがいだ。
とーますくん
ここでふと、俺は学生時代に初めて出来た友達のことを思い出す。
とーますくん
とーますくん
とーますくん
とーますくん
とーますくん
のじゃじゃの実家の近くの公園
とーますくん
とーますくん
公園のベンチに、のじゃじゃらしき人物が寝転がっていた。
とーますくん
近づいた時、のじゃじゃらしき人物はむくりと起き上がった。
とーますくん
とーますくん
のじゃじゃ
とーますくん
のじゃじゃ
のじゃじゃside
コイツ、初対面にしては失礼すぎないか?それに俺に話しかけるってどんな精神してんだ……
呆れて見ていると、そいつは近づいてきた。
とーますくん
のじゃじゃ
コイツ、俺を知ってる…?そういえばこの顔何処かで見たような…
まぁ名乗るのが礼儀というやつか…
のじゃじゃ
のじゃじゃ
とーますくん
俺がのじゃじゃだと知った瞬間、ソイツの顔には安堵と失望が入り混じったような顔をした。
のじゃじゃ
とーますくん
のじゃじゃ