眠眠寝る寝
攻め
眠眠寝る寝
眠眠寝る寝
攻め
受け
攻め
受け
攻め
攻め
僕は、攻め君から突きつけられる、言葉のとげが、痛くて仕方なかった。
僕は、どうしてここにいるのかさえ、攻め君が言う言葉で 考える気力を失っていってしまった。
それでも、攻め君からの質問に答えなきゃと思って、、、 過去を、僕の過去を鮮明に思い出した・・・
クラスメイト
クラスメイト
その日は、何ら変わりない、いつもの日常。今となっては懐かしく感じる日常
その日は、乾燥が激しかった。湿度が低かったんだ。 その日の湿度さえ高ければ、僕の人生は、狂わなかったのかもしれない。
クラスメイト
クラスメイト
先生
クラスメイト
先生
クラスメイト
その日、僕の人生が狂った日、乾燥が激しかった日、 火事が起こったんだ。1組の生徒が調理実習をしていたとき、 火が、何かに燃え移って、空気が乾燥していたせいで、火が回るのはとてもはやかった。
僕の父親は消防士だ。だから、わかる。この火の回る早さでは、逃げれない。 火に追いつかれる。その時、僕は生きるのを諦めた。皆が必死になって逃げ惑う中、僕、ただ1人は教室の席に座って、火がこの教室に来るのを待っていた。
クラスメイト
受け
クラスメイト
受け
クラスメイト
そう言って、彼はどこかへ行ってしまった。 無駄なのに。どうせ死ぬのに。生きる望みを捨てなかった。 まぁ、どうせ死ぬ僕には関係なかった。 教室まで火が回ってきて、僕も終わるんだと思った。
死の狭間には、人間は落ち着くことがあるらしい。父が言っていた。 僕はきっと落ち着いている。死がちっとも怖くない。 そう思っていると、ふと、あることが頭によぎった。 どうして火事の放送は鳴らなかったんだ? 調理実習をしているならば、それくらいのことは準備してあるだろう? 火事に備えるとか、いろいろ。
誘拐犯
・・・こいつは、ニュースで話題になっていた誘拐犯? 誘拐した子供達を奴隷オークションに売って金を得ているとか何とか… ああ、放送が鳴らなかったのはもしかしてこいつのせいか? 僕も、売られるのかな・・・
誘拐犯
僕は、そいつに、奴隷オークションがあるところに連れて行かれ、 そこで、僕を落札してくれたのが攻め君だった。 攻めくんとはなんの面識もない。でも、拾われた、という安心感でいっぱいになった。安心しきっていた。 でも、攻め君は奴隷オークションに来ていたわけで、奴隷を探していたのだ。 僕が落札された理由は「気に入ったから、奴隷として、躾のしがいがありそうだから」だ。
そこからの日々は地獄そのものだった。毎日毎日、攻め君の使用人として扱われ、男なのにメイド服を着させられ、セクハラは当然。 夜なんかは、ローターを付けられ、そのまま寝ろとか意味が分からないものだった。 ローターなどを付けられていると、敏感になってくる。 僕の体がどんどんおかしくなっていくと思った。 だから、攻め君がいないときに逃げ出した。 怖かった。今まで、こんなこと、経験したことなかったから。
でも、逃げ切れなかった、捕まった。見事に失敗した。 これが、僕の過去だ。
眠眠寝る寝
眠眠寝る寝
眠眠寝る寝
眠眠寝る寝
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